もじゃこ(@mojaco117)です。プロフィールはこちら。
仕事が暇な、いわゆる社内ニートです。
社内ニート歴は7年。
この7年のうち、1回転職しています。
転職した先の会社も暇でした。一体なにごと。
今回は、改めて自己紹介を交えつつ
ブログ内の『仕事が暇』というテーマの記事をサクッとまとめていきたいと思います。
解決法を探し、戦い続けた7年
最初のうちは、「今は新人だから任せてもらえないだけで、そのうち仕事が増えるだろう」と楽観的に考えていました。しかし、仕事をしている時間よりもやることがなく持て余す時間の方が長い日が続きます。
「もしかしたら自分から仕事をとりにいく積極性を試されているのでは?」と思い立ち
自分なりに仕事を探したり、雑務をしたり、先輩や上司に手伝えることがないか、どんな勉強をしたら役に立てるかを聞いて回って過ごしました。
しかし状況は変わらず1か月経ち、2か月経ち、3か月経ち…。
「試されているわけではない」ということに気づき始めます。
始業1時間でやることが終わってしまうなんて、考えられない。
なんでこんなに仕事がないんだ。
ということで、まずは上司に相談しました。
しかし上司はなかなか動いてくれません。
このやろう!他人事だと思って!
毎日周りに「仕事ありませんか?」と聞いて回る日々にもうんざりしてきます。
先輩は忙しそうで、自分だけが暇…。
教えてもらおうと思っても、わたしには見えない何かと戦っている先輩の手を煩わせるのは申し訳なく、声をかけるのもためらいます。
せめて迷惑にならないように黙って仕事をしている雰囲気を出しながら何とかやりすごそうとする日々。
先輩や周りに相談しても、なかなか共感してもらえないことが苦しかったです。
「仕事は自分で探すものだよ」とかいう人も現れます。
まじで一回立場代わってくれ。その上でもう一回アドバイス頼む。
環境を変えようと自分なりに頑張ってみました。
色々原因を探っていたところ、わたしの仕事を奪っている先輩がいることを知り、仕事をめぐる地味な争いが始まります。
やりがいがない毎日に鬱々として、心が病んできます。
紙に周りから見えないような小さく薄い字でびっしりと愚痴と書き連ねるようになります。
今思えば恐ろしい時期。でも意外と時間がつぶれてよかった!
「給料は我慢料」という人もいますが、まさにそんな感じでした。
お給料は1か月間、ただ座って無の時間を耐え忍ぶ地獄を乗り切ったご褒美にもらえるもの。
もはや頭がおかしくなってきました。
暇すぎて、「なぜ自分は仕事が暇なのか」「暇という概念は一体何か」について虚無を見ながら禅問答をし始めます。
そして最終的にひとつの悟りに至ります。
「割り切って、自分の目標が達成されるまではこの会社にい続ける」と決意。
ちなみに目標は結婚。当時めちゃくちゃ婚活してました。
どうしても嫌になる日は休んだり帰ったりしてました。
周りの空気とか上司に言いにくいとか色々心が重かったですが
会社を出て明るい平日の昼間の空を見たら、解放感とワクワク感でもーどうでもよくなります。電車に乗りながら、このまま熱海にでも行っちゃおうかな!と思ったり。
転職も考えたけど…
もちろん転職も考えました。
しかし入社して数か月、既に転職歴が2社ほどあったのでそんなにほいほい転職できる立場ではありません。この会社にいればそのうち仕事が増えることもあるかもしれません。
そもそも転職すべきなのか?が一番悩んだことでした。
自分のせいではないのにこんな立場に追い込まれて、それでも転職するしかないのでしょうか。
今すぐじゃないにしても、もしいつか転職をするなら、最低限の準備は必要です。
スキルもない、今の仕事で誇れる経験も成果もない、これでは勝てません。
※ちなみにわたしの前職はゴリゴリの転職エージェントでした。
転職エージェントを使うかどうかは地域や人によりますが
仕事が暇で自己肯定感だた下がりでアピールできる強みも経験も何も思いつかない…という状態なら客観的な目でサポートしてくれる人がいた方がいい転職先に出会えるので
エージェントは使った方がいいと思います。
「仕事が暇」という理由で転職するにあたって、転職理由をどう言えばいいのかが大きな問題です。このあたりを元転職エージェントなりに考えてみました。暇だったので。
今目の前にあるこのとてつもなく長く暇な時間をどう過ごすか
暇な時間を過ごすために色々試しました。
おかげでバリエーションが増える増える。
どうせ暇ならスキルアップに繋がることや勉強したいよね、ということで。
まずはExcel。
社会人の勉強といえば、やっぱり資格。
転職の際の強みにもなるし。持ってて損なし。
暇な時間にコツコツ勉強したおかげで、簿記2級・宅建士・ビジネス実務法務検定2級・登録販売者・社労士を取得しました。いえい。
資格の勉強しようと思っても、いまいちどんな資格をとればいいかわからんという人には。
会社で勉強するといってもばれるのはまずい…という環境がほとんどだと思います。
わたしもさすがに机の上でテキストを広げているわけにもいかなかったのでこんな風に工夫して勉強していました。
なんとなくネットサーフィンするくらいなら、どうせなら役に立つ内容のものを見ていたいと思うのが人の心。
人に見られてサボってると思われたら困るので、仕事してるっぽく見える真面目だけど見ていておもしろいサイト・勉強になるサイトを集めました。
ネットをあまり自由に使えない、という場合も。
この暇な時間に副業ができたらいくら稼げることか…という考えが頭にちらついてしまうわたしのような人は。
眠くなったら眠気対策。
眠くもならないし、仕事してるっぽさもでるのがタイピング。
会社のパソコンで開いても目立ちにくいサイトを探しました。
本も読んでいました。
といってもさすがに本をどーんと開いて読むほど自由な雰囲気ではなかったので、ネットで読める電子書籍を利用。派手な見た目の多い電子書籍の中でも、こちらのサイトは比較的シンプルで職場で開いても違和感が出にくいのでおすすめです。
本といえば、社内ニートをテーマとした『社内失業』という本があります。
10年以上前に書かれた本ですが、いまだに現状が変わっていないことにぞっとします。
本『社内失業』は2時間くらいでサクッと読めて
中古だと100円くらいで買えると思うので興味のある方はぜひ。
いずれは転職しようという気持ちがあったので、今は準備期間としてスキルと知識を少しでも多く身に着けておこうと考えていました。
暇な時間に勉強したり、資格をとったりした結果どうなったかというと
暇な時間に勉強したり、資格をとったりした結果どうなったかというと、人生が大きく変わりました。
簿記3級など難易度の低い資格からチャレンジして、
最終的に今年社労士試験に合格しました。
ブログで「仕事が暇…」というテーマで記事を書き始め、多くの方から「自分も同じ!」といううれしい言葉をたくさんいただき、とても励まされました。
仕事が暇という、社会にも会社にも何の役に立てていないこの世の無駄のようなわたしの時間が、皆さんのおかげで価値のあるものになりました。本当に感謝。
まとめ
自分が社内ニートであると気づいてから何年も経ってしまいました。
何か月も続く暇な時間は語り尽くせないほどに苦しく、朝も昼も夜も休日もずっとあの真っ白な空間にひとりぽつんと落とされたような時間が来ることに怯えて泣いてばかりいました。
時計を見ては、また1分も経っていないことに何度も絶望しました。
家でスマホを見て過ごす1時間はこんなにもあっという間なのに、会社で過ごす1時間は一生のように長い。
自分なりに割り切って、暇な時間を自分のために楽しく使おう、暇を乗り切る方法を極めてやろうと思ってからは、暇つぶしにできることをリストアップしたり、ばれないギリギリのラインでできることを探して試してみたり、仕事している風に見えるサイトを探したりと、意外にも「暇な時間が忙しい」という日々に変わっていきました。
特に勉強は自分の性格に合っていたようで、資格の勉強を始めてからは目標と達成感に満ちた日々に充実感すら覚えるようになりました。
本当は、職場の環境が変わってちゃんと1日仕事ができるようになってほしい。
これはわたし含め、皆さんの共通の願いだと思います。
でも、そう簡単に変わりません。異動も転職も、できる人ばかりではありません。
きっと、今この記事を読んでくださっているあなたも痛いほど実感していると思います。
いつか変わるかもしれない、いつかチャンスがくるかもしれない。
でも、その「いつか」がくるまでこの暇な時間に耐えていないといけないのです。
つらいじゃないですか。『いつか』じゃなくて、『今』救われたいんですよ。
記事はくだらない内容ばかりですが、「こんな方法もあったのか」「明日やってみようかな」と思って明日会社に行く気持ちが少しでも楽になれば嬉しいと思って書いています。
また記事が増えたら順次追加していきますね!
こんな記事書いて!こんなネタあるよ!わたしの経験談も聞いて!という方がいたらぜひ気軽にコメント欄や問い合わせフォームよりメッセージを送ってください。
今後、同じ悩みを持つ方の意見を集めて共有できるような場所を作っていきたいと考えています。
そのための第一歩として、あなたの「仕事が暇でつらい」というご状況についてお聞かせください。
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