仕事が暇な社内ニートが合格率6%の社労士試験に合格しました。

仕事暇すぎ

仕事が暇なもじゃこ(@mojaco117)です。こんにちは。
令和3年度の社労士試験に合格しました。

 

 

はい。社労士です。
あの合格率が6~7%くらいの国家資格です。

 

 

わたしはどちらかというと、ダメな方の人間です。
理解力が低く、要領もあまりよくない。コミュニケーションも苦手。
仕事は極端に業務量が少なく、1日の大半は暇。

 

 

うわ、めっちゃダメそう。へこむ。
でも社労士受かりました。

 

わたしは「暇な仕事から抜けられない自分」から「輝かしい無数の選択肢から選ぶことのできる自分」になったのです。

 

 

何が言いたいかというと、
仕事が暇で、将来が不安で、何かしないといけないとわかっていても動くことができなくて苦しさと情けなさを抱えているあなたにも、同じ可能性があるということです。

 

未来が一気にひらけるような、心湧きたつ可能性があるということです。

 

 

今回は、同じく仕事が暇で悩んでいるあなたに向けて

  1. 仕事が暇なわたしたちが持つ可能性
  2. 不安で自信がないからこそ持つ「見えない武器」

についてお話していきたいと思います。

 

 

社内ニートだからと言って、希望を捨てるのはまだはやい。
これから一緒に、自分で自分を救いましょう。

 

 

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仕事が暇だから社労士受けて、受かりました。

社労士は、「社労士として独立するぞうらぁ!」という気合いで受けたわけではなく
これまで仕事の暇な時間を使って色んな資格の勉強をしていく中で「なんか人生で一回は難関資格っていうのを受けてみたい。かっこいいし」というほわっとした思いつきで勉強を始めました。

 

 

数ある難関資格の中でなぜ社労士を選んだかというと、
自分が仕事が暇という労働環境にめちゃくちゃ悩んだからです。

 

 

「社員に十分な仕事を与えず、社員から再三の申し出があるにも関わらず状況を改善しようとしないというのは法的にアリなの?」「仕事がない日は会社の方から『今日は帰っていいよ』と言わせることはできないの?」など、日頃からの苛立ちを好奇心に置き換え、労働法を学んでいけばわりと楽しいのではと思っていました。

 

 

勉強期間は2年。
楽しいだけではない道のりでしたが、この2年をただこそこそとネットサーフィンをしながら暇な時間を耐え忍んでいるよりはるかに有意義で充実した幸せな時間でした。

 

 

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仕事が暇なことによって失ったもの、残されたもの

『仕事が暇』ということによって起こることの深刻さは、経験したことのある人にしかわからないのではと思うことがあります。

 

 

仕事が暇なことによって、わたしたちが失っているもの、そして逆に残されたものは何か今一度振り返ってみます。

 

 

仕事が暇なことによって失ったもの

仕事が暇で苦しい時、よくこんなことを考えていました。

・他の人はわたしが意味もなくフォルダを閉じたり開いたりしている間に、仕事を通してたくさん成長しているんだろうな。
・わたしも新しいことを覚えたり、できるようになったりしたい。
・この1年でわたし何ができるようになっただろう。
・少しでいいから何か役に立つことがしたい

 

 

言い出したらきりがないですね。
仕事が少ないから当然他の社員との関わりもなく、コミュニケーション能力も低下する一方。
仕事をもらうために色んな人に「仕事ください!」とお願いして回るから、社内での立場は最底辺。

 

 

そう、本来なら仕事を通して得られるはずのものが、ゼロなんです。

 

 

ゼロなんですよ…

 

 

ここで、「自分から成長できるように努力すればいい、会社に成長させてもらおうなんて甘えだ!」と厳しい言葉をかけてくる人もいるかもしれませんが、

 

 

それはあなたがそもそも会社に成長できる機会をもらえているか、
とても強い志とパワーをお持ちだからですよ

 

 

と言いたい。
一般的な、ふつうの人はそこまでして会社でのし上がろう、成長をねじとってやろうというパワーは持っていません。少なくともわたしは持っていません。

 

 

仕事が暇な状況をなんとかしようと周りや上司に掛け合ったり、仕事がもらえるよう努力したりはします。ただ、幾度話し合いをしても、訴えかけても、涙を見せても、仕事がいかに少ないか証拠を見せながら紙芝居風に話をしても、それでも変わらない今の状況に打ちのめされてしまっているんです。

 

 

毎朝出社して、ほんのちょっぴりしかない仕事が終わって目の前にもう何もなくなってしまった時のあの空洞みたいな絶望に、打ちのめされてしまっているんです。

 

 

何の用もないexcelと、真っ白な壁と、時計を順に見るこのとてつもなく長い時間に、打ちのめされてしまっているんです。

 

 

どうにかしなきゃ、何かしなきゃ、このままじゃダメだということはわかっているんです。
でももう、何もできないんです。したくないんです。

 

 

仕事が暇であるということによってわたしたちが失ったものは

・仕事によって本来得られるはずのもの
・気力

です。

 

 

気力を奪うって、かなり罪深いと思います。

 

 

では、残されたものとは?

よく言いますよね、「失ったものではなく、残っているものに目を向けなさい」って。
わたしたちに残っているものって、なんでしょうか。

 

 

…まぁ、時間、ですよね。

 

 

残っているというか、望んでもないのに押し付けられてるという感じですが。

 

 

わたしは「仕事が少ないからって、自分の好きなことをするのは良くない」「仕事の時間中は仕事をするべき」というきれいごとを言うつもりはありません。仕事をしているふりをするためにフォルダを開けたり閉めたりしながら時間の経過を待つのと、こっそりネットで資格の勉強をしたりするのとでは、結果的にどちらも会社のためになることはやってないという意味では同じじゃん、と開き直っています。

 

 

社会人としてどうなの?という問題はおいておくとして…。
他に同じような主張をしている人を見かけないのでいつか消されるんじゃないかとこわいんですけどね…。

 

 

フォルダの整理やら戸棚の整理やら、既にキレイな机を磨いたりとか
やる意味ないってわかってることやるの、むなしいじゃないですか。
もう限界なんですよ。
せめて何か意味のあることをしたいんですよ。

 

 

昨日より、一か月前より一年前より、何か一歩前に進んでいる自分でいたいじゃないですか。

 

 

わたし含め仕事が暇で悩んでいる方の多くは、この『少しでも何かしたい』という気持ちが人一倍強いんじゃないかなと思います。

 

 

自分にとって、人生にとって、社会にとって、会社にとって、周りにとって、
何か意味のあることをして今の自分の生き方と存在が無駄ではないことを実感したい。

 

 

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で、わたしは資格をとりまくりました。

じゃぁその時間ってどう使うの?というと、わたしは資格をとりまくりました。
ざざっとこんな感じ。

・簿記3級、2級
・宅建士
・ビジネス実務法務検定2級(※会社法関連の資格)
・登録販売者(※医療系の資格)
・社労士 

1年に1回は何かしらの資格試験を受けてた感じですね。目標がある日々ってすばらしい。
ちなみに社労士以外はすべて独学です。えへん。

 

 

テキスト・問題集での基本的な学習もしていましたが
仕事の暇な時間を使ってこっそりネットで勉強したり問題を解いたりしていました。

 

 

その時に使っていたサイトはこちらでまとめてあります。
仕事が暇すぎて勉強してたら資格を取りまくれたのでオススメ教えます

 

 

仕事中にどうやって勉強していたかというと、こんな感じでやっていました。
仕事中でもばれない勉強法まとめ【パソコン・ネットなしでもOK】

 

 

勉強に飽きた時や、仕事っぽいことをしていないといけない時はこういうサイトで。
仕事が暇な時にこっそり見るサイトまとめ【仕事関連~勉強ができるサイトまで】

 

 

眠くなったら激しくタイピング。
仕事してる風に見えるタイピングゲームはこれだ!【暇で悩む人におすすめ】

 

 

堂々とやるのはさすがにマズイ、という環境の方が多いと思いますが
その場合は『仕事をしているふり』をしながらできることをやろうぜ!と思っています。

 

 

仕事している風にできることはこちらにまとめてあります。
仕事が暇な期間が長いのでバリエーションが増える増える…
【ガチで仕事暇な社内ニート厳選】ばれない×役に立つ暇つぶし法
仕事の暇つぶしにやれること!スキルアップから副業までまとめたよ
仕事が暇すぎて眠い。社内ニート厳選の眠気対処法と暇つぶし法!

 

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資格の勉強をすることで何が変わったのか

資格を勉強をすることで変わったことは大きく3つ。

  1. 不安から逃げて、逃げ切った
  2. 自分の強み・弱みを知り、試行錯誤して乗り越える最高の達成感を得た
  3. 『秘密の武器を抱えた強い自分』になった

 

 

 

①不安から逃げて、逃げ切った

わたしは仕事が暇で資格試験を受けまくりましたが、
それはただ「暇だから勉強しよ」という単純な理由だけではなく、暇な時間を過ごすだけの毎日が不安でこわくて、何かを目指すことでその不安から逃げたかったからです。

 

 

資格の勉強をしていれば「仕事が暇なもじゃこさん」から「資格取得を目指しているもじゃこさん」になれるのです。社会の役に何一つ立っていない人間ではなく、目標に向かって努力するキラキラした人間になれそうな気がしたのです。

 

 

友達に「最近仕事どう?」と聞かれても「仕事は変わりないけど、最近資格の勉強始めてさー」と言える。うん、カッコイイ。

 

 

その資格をとって将来的にどうなりたいか、は考えていませんでした。
興味が持ててそこそこ知名度のある資格であれば何でもよかったんです。
油断すれば体中の力を奪っていくような不安と苦しみから逃げたかったんです。

 

 

結果として、わたしはわたしが考える理想の成長と、やりがいと、達成感を自分の手でつかむことができました。合格したということよりも、何かを成し遂げたという事実が泣けるほど嬉しかった。それが癖になって、どんどん資格試験を受けるようになりました。

 

 

②自分の強み・弱みを知り、試行錯誤して乗り越える最高の達成感を得た

仕事が暇だと「自分が得意なこと」「自分の長所が活かされることは何か」ということが見えなくなってきませんか?

 

 

業務上で輝くかもしれない自分のいいところが活きる機会が一切ない。
本来なら、仕事をする中で自分の強みや弱みが見えてきて、工夫しながら取り組んでいくのにそれがないから、ただ仕事がもらえないダメな自分・弱い自分しか見えなくなってしまう

 

 

これ、すごく嫌だったんですよ。

 

 

勉強していると、自分の強みや得意なこと、長所が見えてきます。

 

 

わたしは習慣化が得意だな、自分にあった勉強法を見つけるのが得意だな、計画をたててその通りに実行する粘り強さがあるな。暗記や理解は苦手だけど、そこは人の3倍頑張ればいいな。

 

 

どうやったらより点数があげられるか、どうやったら覚えられるか、自分はどういう方法であれば集中できるのかを試行錯誤して最終的に合格を掴み取るのは快感です。

 

 

特に社労士試験の時は記憶力の低さや集中の持続時間がかなり大きな壁となったので
暇な時間に記憶や集中の仕組み、脳科学、認知科学など色んな本を読み漁り、ちまたで噂の勉強法も数々試して何が自分にとってベストかを探りながら勉強していました。

 

 

まさに実験ありの壮大なプロジェクト。非常に楽しかったです。

 

 

③『秘密の武器を抱えた強い自分』になった

資格を取得することで、わたしは『誰も知らない、秘密の武器を抱えている自分』になりました。

 

 

資格はものによっては給料も上がらないし、一時期は「すごい!えらい!」ともてはやされるけど毎日言われ続けるわけではありません。そもそも会社の人にわざわざ「資格受かった」と報告していなければ誰に知られることもありません。

 

 

それじゃ何の意味もないんじゃないの?と思うかもしれませんが
資格の価値はその「合格」だけではないんですよ。

 

 

資格試験は、誰もがやりきれるわけではありません。
しばらく勉強と縁が遠かった社会人が、数か月もの間、時間を割いてたいして楽しくもない勉強に向かうには相当のパワーが必要です。

 

 

モチベーションが続かなかったり、仕事や家事育児の忙しさで断念してしまう人もたくさんいます。絶対にとらないといけないわけでもないのに頑張り続けるのは難しいものです。

 

 

つまり資格の勉強には、ただ暗記力や理解力だけではなく
計画性、集中とモチベーションの持続力、習慣化、粘り強さ、忍耐力などたくさんの力が必要です。

 

 

合格したということは、それらの力が自分にあるという証明です。

 

 

その力はすべて、自分の武器になります。
誰にも知られないし、すぐに評価されるものではないかもしれませんが、
一度手に入れたら失うことのない武器です。

 

 

この武器はさらに磨くこともできるし、ひっさげて転職活動に挑むこともできる。
すぐに使い道が見つからなくても「わたしは武器を持ってるんだ」と思うだけで心を強く保てます。

 

 

常に退職願をカバンに入れていると心に逃げ道ができて強くなる、というのと同じ効果かもしれません。

 

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まとめ

社労士の合格通知が届いてから、1か月。
生活は特に変わっていません。

 

 

でも、「わたしは誰も知らない秘密の武器を持っている」という妙な自信があります。
何もない不安定な自分から、確固たる地盤をもった強い自分になりました。
仕事が暇で、困ってうろうろしている姿をからかってくる人たちに向かって背筋を伸ばしていられます。将来を「まぁどうにでもなるでしょう」と穏やかに考えられます。

 

 

わたしはいつでもこの武器を持って、自分の進みたい方向に行ける。

 

 

今まさに仕事が暇で苦しい最中にいる方は本当につらいと思います。
すごくよくわかります。泣けるほどにわかります。

 

 

誰にとっても資格が一番いいとは言えませんが、
一歩も進まない毎日に悩んでいるのであれば、気晴らしになるかもしれません。
資格一覧をちょっと見てみて、わくわくするようなもの、興味が湧くようなものがあったら書店やネットでテキストを見て、面白そうと思ったものにチャレンジするのがおすすめです。

 

 

仕事中に勉強できたらいいな…という視点で資格を選ぶならこういう方法もあります。
仕事中に資格の勉強をしたい人のための『資格の選び方』

 

 

本を読むのも楽しいですね。
わたしも勉強のない時期は本をよく読みます。(会社でもこっそり…)
読んだ本はメモに記録して、「今月はこれくらい読んだな」「なかなか難しい内容の本を読破できたな」とほくほくしています。

 

 

家に帰るとぐったりして本なんて読む気になれない、という方は移動時間や空き時間(場合によっては会社でも…)で使える電子書籍がおすすめです。通勤中の気が向いた時に少しずつ読み進めても、1か月で1冊はいけると思います。1年で12冊。結構すごくないですか?
▶電子書籍を読むなら…hontoの電子書籍ストア

 

 

何でもいいんです。武器を手に入れてほしい。
つらくてきつくて、体や心を壊してしまう前に、自分に自信と喜びを取り戻してくれるような武器を。

 

 

わたしの経験をもとにお話したので合う合わないがあるとは思いますが、
今の状況が少しでもよくなることを心から祈っています。

 

 

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『仕事が暇』で悩むあなたのことをお聞かせください!

今後、同じ悩みを持つ方の意見を集めて共有できるような場所を作っていきたいと考えています。
そのための第一歩として、あなたの「仕事が暇でつらい」というご状況についてお聞かせください。

 

 

下記のアンケートフォームにご入力いただき、送信を押すと管理者(もじゃこ)に送信されます。
すべて自由記述となっていますので、お好きなだけご記入ください。
記入したくないものは無記入で結構です。愚痴も大歓迎!

 

 

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mojaco

もじゃこです。
婚活しまくって結婚相談所で出会った人と結婚しました。めちゃくちゃ暇な職場に計7年います。暇すぎて資格めっちゃとりました(簿記、宅建、ビジ法、登録販売者、社労士など)。いつか日本一周して一番気に入った土地に移住したい。

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