先日ウェブデザイン技能検定3級を受けてきましたー！
ウェブデザインについてはまったくの無知ですが独学でコツコツ勉強すること1か月。
今回はこれからウェブデザイン技能検定3級を受けようと考えている人に向けて
- 独学に必要な学習期間
- 独学の勉強法
- おすすめのテキスト・過去問
- 通信学習や専門学校での学習について
をご紹介します。
独学に必要な学習期間
わたしが試験を受けるにあたっての学習期間は『1か月』でした。
1日あたりの学習時間は1～2時間程度。
ウェブデザインは未経験、事前知識はまったくのゼロの状態からのスタートだったので専門用語や謎の略語、カタカナにはだいぶ苦戦…。
焦りや不安もあったので、未経験からの受験であれば余裕をもって学習期間を2か月程度想定しておいた方がいいと思います。
逆に、事前知識のある方にとっては2週間程度あれば十分かと思います。
学習を始める前に一度過去問をチラッと見てみると、自分が苦戦しそうかどうかがざっくりわかりますよ。
・1～2か月
※事前知識のある方は2週間程度でも
独学で学習した方法
ウェブデザイン技能検定3級の勉強法を学科と実技に分けてご紹介します。
学科
学科も実技もそうですが、とにかく問題を解くのが一番大切！
繰り返し、たくさんの問題を解くことに重点を置いて勉強しました。
実際に行った勉強はこちら。
- テキストを一読
- 過去問サイト（14回分）
- FOM出版の練習問題（1回分）
- 公式サイトの過去問（3回分）
- 公式サイトの練習問題（1回分）
テキストを一読
使用したテキストはこちら。
なぜこのテキストを選んだかというと、Kindle Unlimitedで無料で読めたから。
Kindle Unlimited自体が初回30日間無料なので完全無料。
100ページくらいなので1日でささっと読了。
テキストは内容が古く、テキストからはあまり出題されないという話を聞いていたのであまり時間はかけませんでした。
過去問サイト
過去問サイトで過去問をひたすら解きまくりました。
使用したサイトはこちら。
平成29年度～令和2年度の分まで、全14回分を5周ずつ。
めちゃくちゃ解いたな、と思われるかもしませんが知識がついてくると1回あたり15分ほどしかかからないので大した労力はかかりません。
わからなかったことや覚えにくいことはノートにまとめて、繰り返し反復で覚えました。
FOM出版の練習問題
ウェブデザイン技能検定の過去問題集を出版しているFOM出版がサイトで公開している練習問題が学科・実技各1回分あります。
それがこちら。
多くはないですが、できるだけたくさんの問題に触れておきたいのでこちらもしっかり3～4回解きました。
公式サイトの過去問
ウェブデザイン技能検定の公式サイトにも過去問が直近3回分公開されています。
こちら。
▶公式HP
解説はないので、過去問やFOM出版の練習問題を繰り返し解いてある程度基礎知識がついた状態で挑戦しました。
こちらも3～4回ずつくらい。
公式サイトの練習問題
公式サイトには過去問題の他、練習問題も1回分だけ公開されています。
こちら。
▶公式HP
こちらも解説がなく、回答がそっけなく公開されているだけなのである程度知識がついた状態で解きました。
実技
実技試験の勉強はかなり大変でした。
解ける問題が2回分くらいしかなかったからです。
※現在は最新の過去問題集が10年ぶりくらいに発行されたため、過去問題集で実技対策ができるようになりました。
実技試験は知識があればなんてことはない内容だと思うのですが、知識ゼロのわたしからすれば「何を仰ってるのかさっぱりわからん」状態。
ということで、HTML・CSSについて解説している基本書を1冊購入し、基礎知識をつけるところから始めました。
最初は時間がかかりましたが、基礎知識がついて理解できるようになってからは「楽勝…！」となったのでご安心を。
実際にわたしが実技試験対策に使ったのはこちら。
- HTML、CSSの基本書
- FOM出版の練習問題
- 公式サイトの練習問題
HTML、CSSの基本書
HTML、CSSについて解説している本を一冊購入しました。
それがこちら。
「HTMLって何？」という超初心者向けの本で、実際にHTMLやCSSを打ち込みながら学習を進めていく内容となっています。
基本書はたくさん出版されていますが、ウェブデザイン技能検定3級を受けるにあたっての知識をつけるにはこの本が一番ぴったりでした。
この本に記載されているHTMLとCSSをきちんと覚えて、いくつか問題を解けば十分試験には通用すると思います。
FOM出版の練習問題
先ほどご紹介した学科の試験対策でも使用したFOM出版の練習問題です。実技の分も1回分だけあります。
解説が丁寧なので問題の理解にも役立ちます。
ただこれだけ解くのではかなり不安が残るので、できれば過去問題集で実技試験の過去問を解いておくことをおすすめします。
わたしが受験した時期はまだこの改訂版テキストが販売されておらず、10年近く前の問題集しかなかったためかなり不安でした…。
公式サイトの練習問題
ウェブデザイン技能検定の公式サイトに実技試験の練習問題が1回分あります。
▶公式HP
問題はともかくとして、公式サイトに載っている解説は正直かなり微妙です。
解説どころが回答すらない問題もあります。
解説はこちらのサイトで丁寧にしてくださっているので、解く際はこちらを参考にすることをおすすめします。
▶過去問サイト『WEBデザインの資格をとろう！』
資格講座、通信教育はある？
せっかくなら資格講座や通信教育でしっかり学んで万全の試験対策をしたい…と思う方もいると思います。
ウェブデザイン技能検定の資格講座、通信教育はかなり少ない
現時点でウェブデザイン技能検定を対象とした資格講座、通信教育はかなり少ないです。
ユーキャンとかなんでもありそうじゃん！と思ったのですが天下のユーキャンにもなし。
ウェブデザイン技能検定3級の対策講座を行っているところは見つけられた範囲でこの2つでした。
①パソコンスクールソフトキャンパスのオンライン講座
全国でパソコンスクールを展開しているソフトキャンパスによる講座で、ウェブデザイン技能検定の他、簿記やMOS、CADなど様々な資格講座を持っています。
・全15回×1時間
・受講費90,200円（税込）
・マンツーマンで自分の知識レベルにあわせた学習ができる
②インターネット・アカデミーのオンライン講座
日本初のWebデザイン・プログラミングスクールであるインターネット・アカデミーによる講座です。
・全2回（学習時間4～8時間）
・受講費66,000円（税込み）
資格講座、通信教育は受けた方がいい？
これは正直、受けなくても十分だと思います。
ウェブデザイン技能検定3級については難易度もそこまで高くなく、独学で学習される方が多い資格です。
情報が少ないので不安はありますが、難易度のわりに資格講座はなかなかいい値段がするので…。
ウェブデザインに関する通信講座も色々ありますが、ウェブデザイン技能検定3級にはオーバースキル。
キチンとウェブデザインについて学びたい、ということであればウェブデザイン技能検定3級の試験を独学で合格した後にゆっくりとウェブデザイン専門の講座を受けてみるのをおすすめします。
ヒューマンアカデミーが開催するたのまなのWEBデザイナーコースが基礎からきっちり学べておすすめ。
まとめ
ウェブデザイン技能検定3級の独学での勉強法についてご紹介しました。
最後に、使用したテキストや本、サイトをまとめておきますね。
・過去問サイト
・FOM出版（練習問題）
・公式サイト（過去問・練習問題）
・1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
テキストはKindle Unlimitedで無料で読むのがおすすめ。
はじめて登録の方なら30日間無料です。
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30日以内に解約すれば一切料金はかからないのでご安心を。
他にも魅力的な本が無料で読めてしまうので、誘惑に惑わされないように気を付けてください。
これから試験を受けられる皆さんの参考になれば幸いです！
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