仕事が暇というテーマでブログを書いている生き物、もじゃこ(@mojaco117)です。こんにちは。
今回はなんと!
『仕事が暇』で悩む方にインタビューをさせていただきました!
この方は転職した先の会社で入社時からずっと暇、自分なりに工夫を重ねるも改善されることはなく、昨年ついに転職を決意され、今後内定した転職先に就職予定という方です。
お聞きした内容はこんな感じ。
・どのように過ごしていたのか
・転職を決意するまでの経緯
・転職活動のリアルな経験談
仕事が暇で悩んでいて、転職したいけど今一歩踏み出せない…という方にとってはかなり気になる内容なのではないでしょうか。わたしもつい気になってぐいぐいと質問してしまいました。
では、いってみましょう!
今回インタビューさせていただいた方のプロフィール
今回インタビューさせていただいた方のプロフィールをざっくりご紹介させていただきます。
・お名前:フルフルさん
・ご年齢:20代後半
・ご職業:事務職
・お住まい:東京都
・暇な職場での在籍期間:約1年半
・今後:転職(→その後2月に転職先に入社されました)
転職を迷われている時にこのサイトに訪れてくださり、感想のメールを送ってきてくださったことがきっかけで今回のインタビューにご協力くださることになりました。
何度かメールのやりとりをさせていただいていますが、とても意欲的で頭の回転がはやく、文章も上手で発想も豊か。よくもまぁこんな優秀な人を暇にしていたもんだなと思うくらい素敵な方です。
『仕事が暇』というご状況についてお聞きしました。
まずは仕事が暇というご状況について、職場での在籍期間やいかに暇だったか、どのように過ごしていたかなどをお聞きしました。
今の職場での在籍期間をお聞かせください。
約1年半
今の職場は2社目。中途で入った会社だそうです。
一番暇だった日についてお聞かせください。
メール1通と書類を3枚スキャンしてその日の仕事が終了しました。
…いくら頑張っても10分で終わってしまう…
仕事が暇な状態を改善するために、何かしたことがあればお聞かせください。
・先輩に「できることありませんか」と聞いた。
・先輩たちの手を煩わせずにできる、やるべきこと・部署の役に立てることを必死に探した。
・データやキャビネットの整理をしたり、部で購読している業界誌や、部署内にある昔の案件の記録を熟読した。
・業績考課の際の上司との面談で「今後は当社には○○が必要だと思う、自分がやりたい」と提案してみた。(結果は「まあ時期が来たらね…」とのらりくらりとかわされただけでした)
今となっては数回断られたりあしらわれたりしただけで諦めずにもっと勉強させてくださいと食い下がってみればよかったのかなと思う部分もあります。
いやめちゃくちゃ頑張ってますよ…!
仕事が暇な時にしていたことを教えてください。
・Googleドキュメントで友人とおしゃべり
・ワイヤレスイヤホンで音楽を聴く
・ネットからExcelなどにコピペして怖い話を読む
お話をExcelにコピペしておくというのはいい案ですねー。仕事してるっぽい!
周囲に理解してくれる人はいましたか?
・中途入社でコロナ禍ということもありオフラインの研修などもないため親しい同期や部署を超えた横のつながりができませんでした。家族や友達に相談しても「暇なのは今だけ」「これから嫌でも忙しくなるよ」「自分ならどうするかと聞かれてもそんな状況になったことがないからわからない」と言われるばかりで、つらさをわかってくれる人はいませんでした。
・やりがいをもってバリバリ働いているような友達には、そもそも自分がそんな状態だということは恥ずかしくて話せなかったです。「暇でお金もらえるなんてうらやましい」みたいなことは絶対に言われたくありませんでした。
・転職活動開始を報告したときも、家族には反対されました。せっかく安定した上場企業にいるのだからそのままがいいと思うとも言われました。
仕事が暇だと仕事を介して社内の人と関わる機会も減る上、そもそも横の繋がりを作る機会がないとどんどん孤独になっていってしまいますね。わたしも友人には情けなくて言いにくかったです。
仕事が暇になってしまう原因・職場環境などについてお聞かせください。
所属している部署は、事業部門(営業)からの問い合わせや社内外でのトラブルに対応する部署で、業務は事務職です。
専門知識が必要な業務なのですが、案件がかなりケースバイケースなためマニュアルなどもなく、極めて属人的で、個々人に業務が依存しているため先輩や上司は常に忙しく新人教育する暇はない状態でした(もともと欠員補充での採用ではなかったため、専任の引継ぎ担当もいなかった)。
ケースバイケースだからこそ実務経験を積まないと対応できないのに、関わらせてもらえないため育たないままやることがなく放置。
上司たちからは、一人前に業務を任せられるよう育てて部のプロフェッショナルを目指させるべき人材・部の一員ではなく、雑務が発生したときだけいいように使える下請けの雑用係みたいな認識だったと思います。
あぁ…わたしも同じ「都合のいい時に雑用をやってくれる人」扱いでした。会社に育てる気がなければ、本人のやる気云々に関わらず育ちようがないんですよね。専門業務だからこそ余計に手が出せず、大変だったと思います。
仕事が暇な時に一番つらかったことをお聞かせください。
めちゃくちゃ暇でやることもなくデスクでぼーっとする辛い時間を過ごすだけのために、コロナ禍でも出社を強要され、感染のリスクを背負って毎日都心の電車で通勤し続けたこと。
仕事の事を考えると行きたくなくなるので、考え事をする暇もないようギリギリに起きて思考停止したまま出勤準備をし家を出て、職場への電車の中の混雑で「こんな密な電車に乗ってまで行く必要のある仕事なんかないのに…」と職場へ行く苦痛を再認識する毎日でした。
わかりますー!わたしもギリギリに起きて機械的に会社に行ってました(笑)コロナ禍で不安を伴うにも関わらず、ただ暇な時間を過ごすがために出社するのは相当むなしいですよね。
気になる転職活動についてお聞きしました!