婚活パーティーと結婚相談所で婚活をしていたもじゃこ(@mojaco117)です。
わたし
とっっっっても人見知りです。
世間話とかほんとできません…
会社の人との唐突に話しかけられると「ひぃ!」となります。せっかく話しかけてもらえたのだからスマートに会話したくて頑張りますが、から回ってとんちんかんな返答をしてしまったり、噛んだり早口になって聞き取ってもらえなかったり。もう悪夢です。
そして会話のストレスで咳が出て、最終的には「風邪?」と心配される始末。おかしいやつだと思われたかもしれない、もう話しかけてもらえないかもしれない…。そしてこの落ち込みを数日引きずります。
仕事の話以外何も話したくない。
むしろ人と会話しないで生きていきたい。
と思いますが、婚活している身でそうは言っていられません。
婚活は短い時間の会話や態度、雰囲気で相手の印象が決まる場所。つまり、コミュニケーション能力が豊かで明るい人が圧倒的に有利です。
人見知りにとっては最悪の戦場です。婚活なんて向いていないような気がしますよね。実際心が折れることばかりです。
でも、人見知りには人見知りなりの戦い方があるんです。
今回は体調を崩すほどの人見知りのわたしが3年間色んな婚活を試して見つけた人見知り流の婚活を経験談を交えてお伝えします。
会話に疲れたり、コミュニケーションがうまくできなくて苦しいこともありますが、結婚で大切なのは対外的なコミュニケーション能力の高さではなく、あなたの性格や内面です。多くの人に好かれる必要はありません。たったひとり、生涯を共にしてくれる人が好きになってくれればいいのです。
きっとうまくいきますよ!
人見知りのわたしの婚活
わたしが婚活で利用していたのは婚活パーティー、街コン、結婚相談所です。
婚活パーティーには20回、街コンには3回参加、結婚相談所には2年ほどいました。
婚活中に感じたのはこんなこと。
- 立食パーティーは地獄
- 終わった後はぐったり
- 余計なことを言ってしまったかも…と後悔の嵐
- つまらないやつだと思われた…と落ち込む
- とにかく落ち込む
立食パーティーは地獄
立食パーティー。これ、なんで参加してしまったんでしょう。本当に後悔しています。街コンだったと思いますが、ホテルの広い宴会場での立食パーティーでした。
立食パーティーって、自ら話しかけに行かなければならないんですよね。立っているだけでどんどん話しかけてもらえるような美人ならいいですが、残念ながらわたしはそんなタイプではありません。
話しかけにいくことも、積極的に食事をとりにいくこともできず、慣れないお酒をちびちび飲みながら皆さんが楽しく会話している姿を見守る。余っていた男性が話しかけてくれましたが、会話が盛り上がらず退散。ずっと目立たない壁際で静かに気配を消していました。
今思い出してもみじめで悲しい体験です。。。
終わった後はぐったり
婚活パーティーでは10~20人くらいの異性と話します。自己紹介タイムではひとりひとりと3~5分程度話します。短時間なので何とか耐えられないこともないですが、これが20人続くと苦しいんですよね。
さらに、ゲームの時間では自由に色んな人と交流できるようなシステムになっているので、自ら話しかけにいかなければならない。誰かがわたしを気に入って話かけてくれればいいけど、それがないとまたそっと気配を消して静かにするだけ。
終わった後はもうぐったり。悲しみと疲れで身体中が重くなります。
余計なことを言ってしまったかも…と後悔の嵐
会話をなんとか盛り上げようとして一生懸命話すわけですが、過去の失敗談をネタにしたり、暗い話をしてしまったり、どう考えても自分のマイナスにしかならないような話をしてしまうことがあります。
でもその時は他に何も思いつかなかったし、何の会話もなくて何か話さなきゃいけない!と思ったんです。
結局、思い返して「余計なこと言ったな…」「あの話はダメだったな…」と後悔します。
つまらないやつだと思われた…と落ち込む
せっかく相手が話を盛り上げたり、色々質問してくれているのにうまく乗れなかったり、答えられなかったり。
最初は元気だった相手も途中から目に見えてしぼみ気味になっていきます。徐々に会話が減っていき、最終的には無言になり、「…じゃあ、帰ろうか」と気まずい終わり方。つまらないやつだと思われたなー、もっとうまく会話を広げられたらなー、と落ち込みます。
実はこれまでに2回「つまらない人だよね」と面と向かって言われたことがあります。
婚活の場ではなく職場でですけどね。おもしろいこと言えないってそんな悪いんでしょうか。。
とにかく落ち込む
とにかく人に会うたびに落ち込むんです。
しばらく部屋で体育すわりでまるまっていないとこの落ち込みに耐えられません。かなり積極的に婚活の場に参加していたので、この落ち込みが短期間で何度も繰り返され、蓄積されていきます。
人見知り流の戦い方。自分に合った婚活方法を見つける
すっかり疲れ果てたわたしは、人見知りの自分でも最小限のストレスで活動する方法がないか模索します。
これまでの活動の中で、いくつかわかったことがありました。
- 1対1ならなんとか話せる
- 婚活パーティーや街コンのように一度にたくさんの人に会うのは疲れる
- 立食パーティーのような自ら話しかけに行くようなものは向かない
つまり、周りを気にせず1対1でじっくり話す環境であればわたしでもうまく婚活できるかもしれません。
そして選んだのは「結婚相談所」。
ここなら、選んだ相手とピンポイントで会うだけです。さらに専用サイトで登録している異性のプロフィールや写真などが見られるので、自宅で誰にも会わずにスマホで相手探しをすることができるのです。
人に会う回数が減るのって最高!!!!
結婚相談所に入会してからはかなりストレスが減り、楽しく婚活できるようになりました。何より自宅で相手を探したり、申し込みをしたりやりとりができるのがすばらしい。わざわざ外に出たり人に会わなくていいってすごくいい。心身共に平穏が訪れます。
人見知りの皆さんも、人によってそれぞれ苦手なことや得意なことが違うと思います。
人見知りの自分には婚活が合わないのかも…と疲れ切っている人も、今やっている方法が合わないだけかもしれません。自分に合った婚活方法が必ずあります!
とは言っても、方法が見つかっても人とまったく会わないわけにもいきません。
会ったら会話が必要ですし、やっぱり人見知りには疲れます。
でも、人見知りでも楽しく婚活する方法があります。
人見知りでも楽しく婚活する方法
自分に合った婚活の場は見つかりましたが、やはり会話は避けて通れません。仲良くなってくれば気を使わなくても普通に話ができるのですが、初対面~3回目くらいまでは結構苦労します。
なので、わたしはもう定型文とマニュアルを作ることにしました。
つまりこういうことです。
- 話すことを決めておく
- 質問することを決めておく
- できるだけ相手に話してもらう
話すことを決めておく
例えば今日何をしていたとか、自分の仕事の話だとか、最近の趣味のことなどある程度話のネタを用意しておきます。
特に待ち合わせをして会った瞬間。この瞬間が一番苦手なので、ここは定型文を作りました。
「今日楽しみにしてました!今日はお休みだったんですよね、何されていたんですか?」
「お腹すきましたね。今日はお仕事でしたか?お疲れ様です、普段これくらいの時間にお仕事が終わるんですか?」
待ち合わせからお店までの短い時間ならこのどちらかで何とか間が持ちます。
とにかく自分が苦手なシーンがあれば事前に想定して用意しておくと安心です。
以前わたしと同じように非常に会話が苦手な男性と出会ったんですが、その人はポケットに会話のネタを書いた紙を入れていました。
「ダサ…」と思われる人もいるかもしれませんが、一生懸命会話を盛り上げようと頑張ったり、楽しませようとしてくれている誠実さはむしろ好印象でした。書いてあったことは「桜がきれいだった」「しばらく暖かい日が続くようだ」というお天気情報でした。それもまた素朴でいいですよね。
質問することを決めておく
例えば今日何をしていたとか、仕事の話だとか、趣味のことなどです。先ほどと同じです。
2回目に会うなら、1回目に会ったときに話していたことを覚えておいて、「そういえばあれどうなりました?」と聞いてみたり。
特に『相手が知っていて、自分が知らないこと』を聞くと話が続きます。
仕事のこと、相手の出身地のことなどですね。
「どんな仕事ですか?」「〇〇です」「へー…」で終わらないように、それってどういうものですか?こういうこともされるんですか?とできるだけ同じテーマで長く会話が続くように質問をするように心がけます。
質問しろ!と言われても実際の会話でぽんぽん質問ができれば苦労はしないのですが、練習すると自然とできるようになります。
わたしは人の会話を聞いて、他の人がどんな風に相手に質問しているのか観察して真似していました。
質問をすると、会話が続くというだけでなく相手を深く知ることができ、相手に関心があることを示すことができます。
「この人、自分に興味があるんだな」と思うとちょっと気分が良くなったり、いいなって思えてきませんか?
できるだけ相手に話してもらう
初めてや2回目ではよほど気が合わない限り途切れることなく会話が続く、ということはないと思います。
たびたび会話が途切れたり、無言の時間はあります。
そのとき「何か話さなきゃ!」と思うと、わたしは人に話したくなかったことを何故か話してしまったり、とんちんかんな会話をしてしまったりと失敗が多いです。
無言になったタイミングでは自分のことは話さず、相手に質問をして相手に話してもらうようにしたら失敗が減り、話もスムーズに進むようになりました。
【まとめ】ムリに明るい人、おもしろい人になる必要はない
わたしはずっと、「明るい人にならなきゃ、会話を盛り上げられるおもしろい人にならなきゃ」と思っていました。
でも、結局結婚してもずっと明るくおもしろい人でいられるかというとそうではありません。わたしの本性は根暗でコミュニケーションが苦手で、人と会話するとストレスで咳が出てしまう人見知りです。人前でにこにこ笑顔でいられたらそれで十分だなと思いました。
なので、同じ人見知りの方も無理をしなくてもいいと思います。
どうしても失敗したことばかりが記憶に残って、自分に婚活は向いていないと思うかもしれません。でもおとなしい人が好きな人だってたくさんいます。ありのままの自分を好きになってくれる人がきっといます。相手だって、人見知りや会話が苦手な人がたくさんいます。
あなたをつまらないと思ったり、会話が盛り上がらない人と思うような人はあなたが結婚する人ではありませんから、どうでもいいんです。
これはただひたすらに婚活パーティーに参加し続け、結婚相談所で男性に会い続けてきて感じたことです。婚活では万人にモテる必要はなく、たったひとり生涯を共にするパートナーを見つければいいんです。
ということで
- 婚活の場で同じ人見知りの異性と仲良くなろう
- 盛り上げることができなかったと落ち込む必要はない
- 困ったら「緊張しちゃって…ごめんなさい」と照れ笑いして乗り切ればいい
人見知りの方は出会いの場で普通の人以上に体力的にも精神的にも消耗します。
みんなが簡単にできていることができなくて悔しかったりみじめに思うこともあります。
でも人はそれぞれ得意不得意があって、あなたもわたしもたまたま人見知りというだけです。
それに、しっかり準備しておけば人見知りでも安心です。盛り上がらなくて落ち込んでしまったら「この人とは気が合わなかったな」と思って忘れてくださいね。自分に合った婚活の方法で、自分に合った男性を見つけましょう!
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