こんにちは!
2018年7月に行われた第43回ビジネス実務法務検定2級に合格したもじゃこ(@mojaco117)です。
ビジネス実務法務検定をこれから受けようかな?と考えている方は、独学でいいのか、TACなどの資格専門学校や通信講座を受けた方がいいのか悩んでいるのではないでしょうか。
でももう迷う必要はありません!
ビジネス実務法務検定2級は独学一択です!
わたしも独学で一発合格できました。
今回は実際に受験してみてわかったビジネス実務法務検定の難易度とテキストの選び方、独学での勉強の仕方をご紹介していきます。
ビジネス実務法務検定の難易度
ビジネス実務法務検定の合格率はこんな感じです。
2級 16~56%
3級 60~80%
2級の合格率が異様にブレがありますね。これまではおおよそ30%程度だったのですが、2017年7月の第41回の試験で16.7%までガクンと下がりました。
12月の第42回の試験では56.6%まで持ち返しています。難易度を上げすぎたので一気に難易度を下げて調整した感じですね。受験生としてはこういうのは困ります…。
合格率の低かった第41回の過去問を解いてみましたが、求められる知識が細かく、言い回しもややこしくて何度も読まないと問題文の意味がわからないような嫌な問題が多かったです。
第43回の試験ではまた難易度を上げてくるかな?と心配でしたがわたしが受けた第43回の合格率は35%。
実際に受けてみた感想としては問題集にのっているような問題と大差ない難易度。細かい知識や応用を深く求めるような問題はほぼありませんでした。今後も同じくらいの難易度で推移していくことが予想されます。
合格率が30%程度というと簿記2級くらいですね。
学生でも難なく取得できる難易度です。
▶ビジネス実務法務検定はどんな内容?出題範囲や分野はこれです
▶ビジ法はいきなり2級でOK!3級を受けなくても一発合格できる理由
テキストと問題集の選び方
テキストの選び方
ビジネス実務法務検定のテキストってたくさんあって迷いますよね。
色んなテキストを見てみましたが
わたしが実際に使ったのは「公式テキスト」です!
〇ビジネス実務法務検定試験®2級公式テキスト 4,200円
公式!
そう、公式。
この公式テキストはビジネス実務法務検定を主催している東京商工会議所が発行しているテキストなんです!!!
分厚くて、わかりやすさは皆無です。理解させる気が一切感じられません。
淡々と資格試験に必要とされる内容が書かれている正直おもしろくないテキストです。
ただ、本当にここから問題が出るんです。
公式HPにもこう書いてあります。
ビジネス実務法務検定2級の出題範囲は『3級の範囲および2級公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力を問う』
と。
「公式テキスト」から出るんです。
他のテキストの方がカラフルでわかりやすく、専門用語の説明も丁寧で絵や図があって見ていてもおもしろみがあります。でも、公式テキストほど試験に出る内容は網羅していないんです。
そしてこの公式テキストで勉強するとかなり力がつきます。
確実に受かるなら公式テキストがおすすめです!
ちょっと高いんですが、資格の学校に通ったり通信講座を受けたり、落ちて何度も受けなおすよりはずっと安く済みますよ。
問題集の選び方
公式問題集も出ていますが、問題集については別に公式でなくてもいいと思います。
わたしは一応公式の問題集を購入しましたが、過去問が3回分ついていたからという理由だけです。
〇ビジネス実務法務検定試験®2級公式問題集 3,200円 ※問題集+過去問3回分入っています
正直、過去問が2回分以上ついていて、解説がわかりやすいものであれば何でもいいです。
なぜ解説が大切かはこのあと説明する勉強の方法に関係してきます。
独学での勉強の仕方
ざっくりとした勉強の流れ
過去問から始める方や、問題集から始める方など色んな方法があると思いますが、わたしは断然テキストから入る派です。
②問題集の問題を繰り返し解く
③過去問を繰り返し解く
勉強のスケジュール
余裕をもって3か月前から勉強を始め、1日10~30分程度テキストをかるく読んでいました。本格的に始めたのは1か月前。この時期から問題集に取り組み、2週間前から過去問を解き始めました。
テキストの使い方
テキストは正直眠たくなるので1回読むだけでいいかなと思います。
読み終えた後のテキストは辞書代わりに使っていきます。問題を解きながら、わからなかったところや間違えたところをテキストで確認して自分なりに図にしたり、わかりやすく書き換えたりすると覚えがはやいです。
問題集の使い方
わたしは普段資格の勉強であまり問題集は使わないのですが、ビジネス実務法務検定は過去問が多く手に入らなかったのでかわりに問題集を丁寧に解くようにしました。使い方はこんな感じです。
②問題に×や△のマークをつけたところを繰り返し解く。再度間違えたり、あいまいだった場合はさらに×や△マークをつけ足す。
③×や△が多い問題を繰り返し解く
大切なのは間違えた問題や、曖昧だった問題を「理解するまで」勉強するということです。
また、正誤判断の問題で「誤っている」と回答した問題文の「何がどう誤っているのか」を人に説明できるレベルまでにしてください。
問題を覚えてしまって、感覚と記憶で「×!」と回答しているだけで実際の知識になっていない場合があるんですよね。この状態だと当日の試験で少し問われる角度が違うと答えられなくなってしまいます。
誰に何を言われても回答はこうだ!と自信をもって言い切れる状態の問題だけ×と△をつけません。わたしは最初ほとんどすべての問題が×と△でした…。
過去問の解き方
過去問は、すべて一問一答形式で解いていきます。
ビジネス実務法務検定の問題は1問につき4~5つの選択肢があります。
その中のどれが正しい、どれが間違っている、正しい組み合わせはどれか、という問題がほとんどですが、この通りには解いていきません。
ひとつひとつの選択肢に対し、この選択肢は「正しい」「誤っている」と回答していきます。それぞれの選択肢で答え合わせをして、問題集同様に間違えたものに×、あいまいなものに△をつけていきます。×と△を繰り返し解きます。
こうしていると自然とすべての選択肢を深く理解し、解説できるまでの状態になります。
一度〇になった問題はもう解かないので理解できればできるほど解くべき問題が減っていくので後半につれて勉強が楽になっていきますよ。
まとめ
合格率30%と聞くと難しく感じるかもしれませんが、きっちり公式テキストと問題集・過去問を勉強すれば十分独学で受かります。
大切なのはすべての選択肢の〇×を解説できるくらいまで突き詰めて理解すること。これさえできれば本番もこわくありません!
勉強期間は1~3か月、1日2時間程度の勉強が理想です。わたしは1日1~2時間、3か月勉強しました。これからビジネス実務法務検定2級を受けようと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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