資格の勉強を頑張っている皆さん!
資格の勉強をしていると誰もが一度は感じることといえばこれじゃないでしょうか。
モチベーション
続 か な い !!!!!
何のためにこんな勉強してるんだっけ…
この資格とって何かいいことあるんだっけ
会社にとれって言われただけだし
この資格なくても生きていけるんじゃないかな…
とにかく逃げたい勉強やめたい遊びたい
こんなときはよく言いますよね。
『何のために資格を受けるのか考える』『受かった自分を想像する』
うん、おっしゃる通りです。はい。
でも、でもですね。
わかってるけど、
それじゃ励まされないんですよー!
今回はこれまでFP2級、簿記3級2級、宅建士、ビジネス実務法務検定2級などの資格を独学オンリーで取得してきたわたくしもじゃこ(@mojaco117)がきれいごとではないモチベーションの保ち方をお伝えします。
一言でいえば
「かっこつけたい!」
これだけです!
でははじめましょう。
わたしが資格を受けることにしたわけ
わたしがここ最近で取得した資格はこんな感じです。
簿記2級(2015年)
宅建士(2017年)
ビジネス実務法務検定(2018年)
どれもそんなにヘビーな資格ではありませんが
どれもわたしの仕事や就職に関係のあるものではありません。
いわゆる『自己研鑽』。
直接業務に関係があるわけではないけど、「何か身に着けたい」と思ったのです。
当時の仕事は接客業で、毎日の業務はほぼルーチンワーク。新しい学びや刺激も成長も何もなく、同じような毎日を過ごすだけで1か月2か月と時が過ぎていく日々です。
「このままでいいの…?」「もう30歳になるのに何のスキルもない…」と不安にかられ、独学でチャレンジできる資格に挑戦しようと思ったのがきっかけです。
わたしのモチベーションの保ち方
わたし、すごーくかっこつけなんです。
プライドが高くて、人から「かしこい」「かっこいい」と思われたい。
逆に「情けない」「言うだけで行動が伴わない」と思われたくありません。
資格をとろうと思ったのも「何のスキルもなく、ただルーチンワークをこなすだけの毎日を過ごす自分が恥ずかしい」と思ったからです。
資格の学校や通信講座を頼らず独学で取得したのも
「その方がかっこいいから」
一発合格したのも
「その方がかしこい感じがするから」
「かっこわるい」と思われたくないわけです。
この気持ちを利用するために、近しい人に「この資格を受ける」と言いまくりました。
「受ける」と言ったのに諦めて受けなかったら「かっこわるい」ですよね
「受ける」と言ったのに勉強をさぼっていたら「かっこわるい」ですよね
「受ける」と言ったのに受からなかったら「かっこわるい」ですよね
「この資格を受ける」と伝えた人は、もれなく「結果どうだった?」と聞いてきます。
「落ちちゃったんだよね…」と
言いたく、ありません!!!!!!
「そっか、頑張ってたのにね、次があるよ」とか
言われたくありません!!!!!!!
わたしのモチベーションはこれだけです。
「かっこわるくなりたくない」
自己研鑽はどこにいったの?という感じですが、「成長したい」とかそういうきれいなモチベーションを強く持つのはわたしには無理でした。最終的に資格を取得して、知識の幅も広がって勉強が楽しくなって結果として「成長」がついてきました。
あなたのモチベーションは?
みなさんはどうでしょうか。
わたしのようにプライドが高くてかっこつけのタイプの方ばかりではないと思いますが、それでも「落ちたらいやだな」とは思いますよね。
なんで「落ちたらいやだな」と思うのでしょうか?
いや、ふつういやでしょ。
と思わず、考えてみてください。
この「いやだな」と思う理由にあなたのモチベーションが隠されています!
なぜいやなのか?
それはなぜなのか?
どんどん突き詰めて考えてみてください。
例えばわたしが「落ちたらいやだな」と思う理由は
「かっこわるいから」ですね。
なぜ「かっこわるい」と思うかというと、人からは結果しか見えないからです。
どれくらい努力したかは誰にも見えません。
運悪く試験が急激に難化して合格率が低かったのかもしれませんが、それも人にはわかりません。
「落ちた」という結果しか人からはわかりません。
そしてその「落ちた」という理由は「努力が足りなかった」と思われてしまいがちです。
そんなことないよーーーーーー!
と受けている側は思いますが
他人からしたら結構そんなもんです。
そう思われたくない。
努力を認められたい。
認められるためには「受かる」しかないんです。
まったく努力していなかったとしても「受かれば」誰もが認めてくれます。
受からないと認めてもらえません。
認められる必要ある?と思われるかもしれませんが、わたしは「かっこつけ」なので認められたいんです!褒められたい!
あと、「落ちてもう一度受けるのがいや!」というのもありましたね。。
終わったと思った問題集をまた1から開いてやり直すなんて苦痛は味わいたくありません…
あなたはどうでしょうか?
突き詰めて考えると本当の「落ちたくない理由」が見えてきます。
「落ちたくない理由」が見えてくれば、それがモチベーションになりますよ!
【おまけ】モチベーションには2種類ある
ちなみに、モチベーションには2種類あります。
①外発的動機づけ
②内発的動機づけ
仕事やスポーツで使われることがあるのでなんとなく聞いたことがあるという方もいるでしょうか?
ざっくりいうと
①外発的動機づけは外からの刺激で高まるモチベーション
②内発的動機づけは内側からの刺激で高まるモチベーション
ちょっとよくわからないですね。
わたしは昔営業をしていたんですが、営業で成果を上げるための理由には2つのタイプがありました。
ひとつは「ノルマ」「上司からの叱責」という恐怖
もうひとつは「高い成果を上げたい」「トップ営業マンになりたい」という成長意欲
「ノルマ」「叱責」が外発的動機づけで
成長意欲が内発的動機づけです。
資格でいうと「仕事や昇進、転職でこの資格が必要!」という場合が外発的動機づけにあたります。
仕事や昇進、転職で絶対にその資格が必要なのであれば
これがないと仕事ができないから絶対とらなきゃ
この資格は昇進に必須だから絶対とらなきゃ
という恐怖もあって勉強せざるを得なくなりますよね。
「勉強しなければならない」という強制力が働きます。
わたしも証券会社に勤めていたときは入社前に証券外務員1種2種を取得しましたが、この資格がないと業務ができないので恐怖にかられながら勉強していました。受かったときは嬉しさよりも安心と恐怖からの解放感でしたね。。
逆に、内発的動機づけは資格でいうとなんでしょうか。
「この資格をとりたい!」「この分野をもっと極めたい!」「勉強楽しい!」という場合です。
わたしは誰かに強制されて資格を取得するわけでもなく
業務や昇進、転職に必要なわけでもなかったのでこの「内発的動機づけ」がいかにできるかがとても重要でした。
世間一般では『受かりたい理由を考える』『受かった後の自分を想像する』という意見が多いですが、わたしはあまりしっくりきませんでした。
自己研鑽ですから、受かりたい理由はそんなに強い動機ではありません。
仕事に役立つわけではないので受かった後の自分も今の自分とそんなに変わる気がしません。
わたしにしっくりきたのは『落ちたくない理由』でした。
落ちてかっこわるいと思われたくない
落ちた自分を想像するといやだ
どうしても受かりたかったのではなく、どうしても落ちたくなかったんです。
『受かりたい理由』『受かった後の自分を想像する』ということをしてもうまくモチベーションが保てない方は『落ちたくない理由』を考えてみてください。
まとめ
モチベーションに迷ったら、『どうしてこの資格に受からなければならないか』より『どうして落ちたくないのか』を考えた方がモチベーションが見つかりやすいです。
特に会社から強制されたわけではなく自発的に資格を受けようと思っている方はモチベーションを見失いやすいです。いつでも逃げられるし、試験を受けるのをやめたって困らないですし。それでも頑張るあなたはかっこいい!
そもそも資格を受けると決意したこと、受かるために勉強していること、それ自体がかっこいい!
ぜひうまくモチベーションを保って合格につなげてくださいね。
仕事に役立つ知識をつけたいならビジネス実務法務検定がおすすめ。
独学で1~3か月で受かりますよ!
▶ビジネス実務法務検定とは?試験概要、勉強時間、受験者層をご紹介します
コメント