10月になったので、銀杏を購入しました!
銀杏って年中食べられるんですが、旬は9月下旬~10月下旬。
この時期に収穫したものを保管して一年中販売しているんです。
銀杏は収穫したばかりが一番実にハリがあり、味が濃くおいしい。時期が過ぎると水分がどんどん抜けて、かたく小さく、旨味も減ります。
つまり、収穫時期であるこの10月が一番の買い時なのです!
旬の銀杏は実が大きく、ぷりぷりでもっちり。緑色も鮮やか。
調理法によって食感が異なり
手早く火を入れる塩炒りはぷりぷりした食感、じっくり炊き込げる炊き込みごはんはほっくりもっちりとした食感。
もうとにかくおいしい!
銀杏はスーパーでも手に入りますが、量が少量なんですよね。わたしは旬の銀杏をたくさん食べたい!!!
でもネットを見ていて、何百g入り!とか言われてもそれがどれくらいか想像つきません。
今回は実際にネットで500g購入したので
500gがどれくらいの量かや、銀杏好きが満足できる一回の使用量、メニュー別に何粒くらい消費するのかを検証してみました。
また、ネットで購入した銀杏と最寄りのスーパーの銀杏の比較も実践!
旬の銀杏をたくさん食べたい銀杏好きの方、ぜひ参考にしてみてください。
銀杏をネットで購入!何グラム買う?それって何粒?何回分?
500gとか1Kgとか…。それってどれくらい?
今回購入した銀杏はこちら。
静岡県沼津市のクニトミさんで販売している銀杏です。
500gと1Kgが選べるのですが、そもそも500gが何粒分なのかわからない…。
とにかくたくさん食べたかったので1Kg購入しようとしましたが家族に止められ断念。
今回は500gを購入。
500gはこれくらいでした。200gの計量カップに山盛り2つ分。
粒の数は149個。
あー粒がおおきい!
たくさん!
うれしい!
結構バランスとりながら積み上げてるのでかなりの大盛りです。
500gは149個だった。…で???
少ないの?
何回分なの?
て感じですよね。
ちなみに20個を素揚げするとこれくらいの量。小さな小鉢ひとつ分です。
殻から出すと若干かさが減るので少なく見えます。
これだと足りない…。
2人で食べるなら1回で40個はほしい。
この日は実際40個素揚げしていますが、それでももう少し食べたかったかな、という気がします。
翌日炊き込みごはんもしていますが、2合に対して50個入れました。
50個だとこれくらい。
あ、ごま塩かかってます。おいしいです。
銀杏の比率はちょうどよかったです。
銀杏好きとしてはあと20個くらい入れて銀杏率を高めてもよかったなー
検証結果:2人の食卓で1回で40~50個消費
銀杏好きのわたしと銀杏はそこまで好きというわけではない夫の2人の食卓では1回で40~50個くらい使いました。
500g149個で3回分ですね。
家族の多い方や、銀杏をもっとたくさん楽しみたい方は1Kgがおすすめ!
賞味期限は冷蔵で30日。結構長いです。
ゆでたり素揚げしたものを冷凍すれば更に日持ちしますし、
茶碗蒸しなどちょっとした時に使えるので便利です。
我が家の銀杏は冷凍する間もなく、3日でなくなってしまいました…
あと500gか1Kg追加購入したい…。
スーパーの銀杏と何が違う?
せっかくなのでスーパーで銀杏を買ってきました。
左がスーパー。右がクニトミさん。
量
今回買ったクニトミさんの銀杏
500g149個
スーパーで買った銀杏
44個
スーパーに売っている銀杏ってわりと小さめのパックですよね。たくさん食べたい人ってあまりいないんでしょうか…。
見た目、大きさ
左がスーパーの銀杏、右がクニトミさんの銀杏。
殻の色は一緒ですね。スーパーで買った銀杏も生産者の方の名前が入っており、わりと大粒です。
ただ今回買った銀杏の方がひとまわり大きい。おいしそう。
値段
今回買った銀杏
149粒 1800円 1粒あたり12円
スーパーの銀杏
44粒 143円 1粒あたり3.25円
単価はスーパーの方が圧倒的に安いですね。
4倍近くのお金を出してまで買うべきかどうか。ここから大切な調理後の姿や味について検証します。
両方同じ条件で素揚げしてみた
左がクニトミさんの銀杏、右がスーパーの銀杏。
んん?…なんか見た目一緒?
ややクニトミさんの銀杏の方が大きい気がしなくもありませんが、どうでしょう。
味
違いは味に出ました!!!
クニトミさんの銀杏が圧倒的においしかったです。
スーパーの銀杏もハリがあって、弾力を楽しくておいしいんです。でも今回買ったクニトミさんの銀杏は外側のハリと中身のむっちりさ、銀杏の深い味が後まで残ります。
銀杏を素揚げや塩炒りなどでもりもり食べるならスーパーの銀杏で十分おいしいですが、炊き込みごはんや茶わん蒸しなど、一粒一粒の味わいをしっかり楽しむならクニトミさんの銀杏が絶対におすすめ。
・炊き込みごはんや茶わん蒸しなど、一粒一粒の味わいをしっかり楽しむならクニトミさん
この後味でお酒が進みそうです。
もちろん、クニトミさんの銀杏の素揚げも塩炒りももっちりとしてすごくおいしかったです…翌日まで忘れられないレベル。
色々調理してみて、一番はっきりおいしさに違いが出たのが炊き込みごはん。
じっくり火を通されるのでより大きく、むっちりとしているクニトミさんの銀杏のおいしさが際立ちました!
銀杏をどう食べる?
調理法としてはやっぱり定番のこれら。おいしかったです。
- 素揚げ
- 塩炒り
- 炊き込みごはん
- 茶碗蒸し
素揚げ
素揚げはこちらのサイトを参考にしました。
白ごはんドットコム。
殻を剥いた銀杏を少量の油で転がすように揚げて、塩をまぶしていただきます。
色が鮮やかで弾力を楽しめる食感です。
塩炒り
塩炒りは殻をむく必要がないのでやや楽。
割れ目をいれたらフライパンでカラカラと炒っていきます。
最後に塩をふって、殻をむきながら食べます。
ナッツ感覚でもりもり食べられるので銀杏がそんなに好きでない人もなんとなく食べてしまいます。とられないように注意。
あわてて食べてしまったので写真とりわすれました…。
炊き込みごはん。
銀杏をむいてから炊飯器に入れるのでやや手間がかかります。
しかし、手間をかけるかいはあります。
とにかく、おいしい。
たっぶり入った、もっちりほっくりとした銀杏。シンプルな味付けの炊き込みごはん。
はー……おいしい。
旬の栗ご飯に負けません。
残り少ないのは勢いよく食べてしまったから…。
素揚げや塩炒りの銀杏を少し残して茶わん蒸しに。
残すのは大変です。おいしいですから…。
ただ、我慢して残して茶わん蒸しに入れてみてください。
これもまたむっちりとして、銀杏が主役の茶碗蒸しになります。
銀杏は剥くのがたいへん。どうやって剥く?
トンカチで剥く
これもまた白ごはんドットコムを参照しました。
銀杏の殻の剥き方
トンカチが家にある方はこの方法が一番楽でうまくいくようです。
ただし我が家にトンカチはありませんので、別の方法を。
はさみで剥く方法
キッチンハサミがあればこれが使えます。
この真ん中のギザギザ部分。
ここにはさんで、パキッとやるとヒビがはいります。少し力がいるので、気を付けて。
割れるとこんな感じに。
ピスタチオみたい。
塩炒りならこの状態で炒っていき、炊き込みや素揚げの場合はこのまま殻を手で剥いていきます。
レンジでチンする
15個程度、封筒にいれてレンジでチン。
1分程度です。2~3個パンパンとはじける音がしたらとりだします。
ヒビが入っているのでそこから剥いていきます。
ただし、実が破裂していたり、加熱ムラがあって剥きにくい実が残ってしまうのが難点。
ヒビが入っていない実は上記のハサミの方法を使えば大丈夫です。生の実を割るよりも力が少なく、殻が剥きやすいです。
失敗した方法
殻を割る方法として、マグカップやペンチも試しましたがうまくいかず。
マグカップはトンカチのかわりに使います。マグカップの角を銀杏にコンコンと当てて割るのですが、わたしは力加減が下手なのと、手に何度もぶつけて心が折れました。
あと、ハサミで割れるならペンチで割った方が楽じゃない?と思ってペンチでやってみたのですがペンチは力が強すぎて殻も実もすべて木っ端みじんにはじけ飛びました。
クニトミさんの銀杏はみずみずしいので、はじけ飛んだあとはペンチも手も床も銀杏の水分で濡れました…。
旬の銀杏が食べられるのは今だけ!
栗もかぼちゃもサツマイモも、手間はかかるけどおいしい秋のたべもの。
旬が一番おいしいのです。
ちょっと時間のあるお休みの日や、じっくりお酒を飲みたい日。
そして銀杏が好きで、たくさん食べたいと夢見ていた人は是非この機会にやってみてください。
もう、本当に、旬の銀杏の深い味ともっちり感はたまりません。
もう一度ご紹介しますよ。
今回買ったのはこちらのクニトミさんの銀杏です。
楽天なら送料無料、メール便なのでポストに届けてくれるのも楽。
Amazonでも買えますが1Kgのみで500gの扱いがないようです。
注意してほしいのはひとつ。
早まって9月に購入してしまうとお店によっては去年収穫のものが送られてきてしまって、水分が抜けた残念な銀杏が届いてしまうことがあります。
こちらのクニトミさんではそういうことはないようですが、わたしも念のため10月に入ってから購入しました。
買い時は10月~11月!
もっちり、ほっくり。銀杏の深く濃い味を楽しめる、一年に一度のおいしいチャンスをぜひご堪能ください♡
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