どうも、仕事が暇すぎて精神的にやられていたもじゃこです。
始業1時間くらいで仕事がなくなってしまう生活が3か月ほど続いたくらいから
気力がわかず
楽しかったものが楽しく思えず
好きなものへの興味がなくなり
休みの日もあの暇で何もない時間にさらされることに怯え
会社に行く前、帰った後、立ち上がれなくなるくらいに泣く
ということが増えました。
人に相談しても「あまり理解してもらえないな…」と感じることが多く
この悩みはわかってもらえないものなんだ
と孤独な気持ちになっていました。
このブログでの体験談はある程度そんな状況も落ち着き、
なんやかんや試したかいもあって仕事もそこまで酷い状況ではなくなってきた頃に書き始めたものです。
ストレスと不満と理不尽さへの怒りと
まぁ色んなネガティブな気持ちをみっちみちに詰め込んで
月に1人か2人見てくれたらいいかな、くらいの気持ちでいたんですが
想定外なことがありました。
それは
「自分も同じだ」という声をたくさんいただいたことです。
これまで
優しい言葉をかけてくれる人、励ましてくれる人、
さっさと転職しなよと勧める人
色んな人がいましたが
「同じ状況で、苦しんでいる」
という人に初めて出会いました。
このブログに寄せられるコメントやメール、DM。
それから、悩んでこのブログに訪れるたくさんの人たち。
毎日これだけのアクセスがあるってことは、それだけ同じ気持ちの人が多いということです。
あぁ、わたしだけじゃなかったんだ。
こんなに同じ思いを抱えて、同じ悩みに苦しんでいた人がいたんだ。
「仕事が暇でつらい」という悩みは誰にも理解されないと思っていたけど、心底理解しあえる人たちがいるんだ。
わたし、苦しいと思ってもよかったんだ。
わたしの悩みは、ちゃんと人に認められるものなんだ。
すっごく、救われました。
今このサイトは「暇のせいで心身を壊さないように」「ほんの少しでも、明日仕事に行く足取りが軽くなるように」という考えのもと、
こうしたら暇は楽しく過ごせたよ、一日がはやくすぎたよ、前向きな気持ちになれたよ、という自分の経験や情報をできるだけたくさん載せていこうと思っていますが
正直、
仕事中に仕事以外のことするってどうなの?
という正論が自分の中にめちゃくちゃあります。
いやもう、ほんとそうですよね。
仕事中は仕事をしないといけない。当然です。
そこを「仕事暇でどうしようもないなら、暇な時間を自分のためになることに使ったらいいじゃない」と主張するのは非常識だよなぁと自分でも思っています。
記事をあげるたびに「こんなもん堂々と勧めるんじゃない!!!」と怒られるんじゃないかとビクビクしています。
今のところそういった意見をいただくことはありませんが
きっと皆さんいい人ばかりなんでしょうね。ありがたい。
でも暇でつらい人は、今地獄のど真ん中に沈んでいる人は、
同じ状況にいる人がどんな風に思っていて、こんな風に時間を使っているよっていう本音が知りたいと思うんですよ。
「仕事中に勉強なんてダメだ」
「嫌なら転職しろ」
「転職しないならガマンしろ」
なんてド正論はみんなわかってると思うんですよ。
大事なのは本音ですよ。
解決策なんて、転職しかないだろうなってわたしも思います。
でもそう簡単に転職できる人ばかりじゃありません。
わたしだってそうです。田舎で求人も少ない。転職歴だってそこそこ多い。
だから今このまま勤めていくしかない。
でもめちゃくちゃ苦しい。
泣いて泣いて、地の底まで気持ちは落ち込んで
そのまま地面に沈みこんで消えていきたいくらい苦しい。
やることがなくて、トイレまでゆっくりゆっくり歩いて時間を稼ぐ毎日なんてくだらなすぎるじゃないですか。
なにしてんだ、わたしは本当に。
開き直って
「どうせ暇なら机磨いててもこっそり勉強してても一緒だわ」「楽しく過ごしてしまえ」と気持ちを切り替えてからはすごく楽になって、暇な時間がくるのがこわくなくなりました。
上司とも繰り返し話し合って、時には感情的になってしまうこともありましたが、仕事の状況を改善してもらってはいます。やれることは全部やっている、という満足感はあります。
誰もがわたしと同じ方法で気持ちが楽になるかはわかりませんが
何か少しでも希望になればいいなと考えています。
希望が持てれば解決するかっていうとそうではないんですけど、何の逃げ道もないより多少は生きる気力がわきます。
ひとりで、誰にも理解されず共感されず
ひたすらに沈んでいくと本当に病気になります。
何人もの方が、同じ経験をして実際に病気になってしまったという連絡をくださいました。
泣きました。怒りも感じました。
なんで。自分のせいじゃないのに。なんでこの人が苦しまないといけないの。
「仕事中なんだから仕事を」という正論は本当に仰る通りだと思いますし、わたしもまったく何の罪悪感もないわけではありませんが
正論を優先して世間的に正しく行動したって、救われないじゃないですか。
真面目にやって、その結果体や心を壊してしまったら、それって正しいんでしょうか。
「真面目にやってました」と言ったら会社は助けてくれるんでしょうか。助けてくれないじゃないですか。
開き直り、正当化。なんでもいいと思います。
自分の身体と心を守るのがなにを差し置いても一番です。
このサイトの記事は、読んでて「くだらないことやってるなぁ」と思われることも多いかもしれませんが
世の中の空気も読まずにこんな風に過ごしているヤツがいるんだなと少しでも笑ってもらえたらいいかなと思っています。
最後に、サイトを訪れてくださる皆さん。
「同じ経験をしている」という皆さんの言葉が、わたしを救ってくれました。
人生の無駄でしかないと思っていたあの長く暇な時間に価値が生まれる日がくるとは思ってもいませんでした。
いつも本当にありがとうございます。
どうか、身体を壊さぬよう。
わたしは全力であなたの幸せと、豊かな一日を祈っています。