暇すぎて、秒針の動きに合わせて息を吸ったり吐いたりしたことありませんか?意外と苦しいですよね。
はい、もじゃこ(@mojaco117)です。こんにちは。
暇でどうしようもない時、どうせならこの時間で本でも読めたらなぁと思いませんか?
わたしは別にもともと読書が好きというわけではないのですが、こうも暇だと何か本でも読んでみたいと思うわけですよ。
とはいっても紙の本をばーんとひろげて読むわけにもいかないし、電子書籍も読めないことはないけど席や人の配置によっては難しい…。
そんな中、ブログ読者の方に『青空文庫』というインターネット上で読める本を教えていただきました。
これが暇つぶしにもってこい!
バレにくいし、種類が多いから飽きにくい。
夢中になって読んでいると時間もはやく経過します。
ということで、今回は仕事中でもバレにくい最高の暇つぶし読書『青空文庫』をご紹介します!
▶青空文庫はこちら
青空文庫とは?
青空文庫って皆さん知ってますか?
まずは青空文庫が何かと、どんな本があるかについてご説明します。
青空文庫とは
『青空文庫』とはインターネット上で読める本を集めたサイトです。
『インターネット上の電子図書館』なんていわれていますね。
一般的な電子書籍と異なる点は
- すべて無料
- 広告がない
ということ。
↓こちらが青空文庫のサイト。
著作権が消失した本を電子化したものを集めたサイトで、電子化の作業をボランティアの方がやっているので無料なのです。すてき!
青空文庫にある本
青空文庫にある本は『著作権が消失した本』です。
ちなみに著作権は著作者の死後50年を経過後に消失するとされています。つまり、古い本ですね。
例えば
- 夏目漱石『吾輩は猫である』
- 芥川龍之介『羅生門』
- ドストエフスキー『罪と罰』
- ヘミングウェイ『老人と海』
などなど。
小学生や中学生の頃に教科書で少し読んだことがあるけど、実際ちゃんと読んだことないなという本や、書きだしは知ってるけど結末は知らないなという本がたくさんあります。
『吾輩は猫である』なんか特にそうですね。
初めてちゃんと読みましたが、没頭。
猫の描写が美しいんですよ…!!!!
その勢いで『坊っちゃん』も読了。
100年以上読み継がれる名作を読んで、教養が少し高まった気がします。
青空文庫の読み方
青空文庫の読み方は2通り。
- ファイルをダウンロードして読む
- XHTMLで読む(ブラウザでそのまま読む)
- 縦読みで読む
②XHTMLで読むのが楽ですね。
画面の『いますぐXHTML版で読む』をクリックするとそのまま読めます。
こんな感じの画面で読めます。
紙の本のように縦書きで読むこともできます。
「青空 in Browsers」のボタンか文字をクリック。
こんな感じの画面で読めます。
縦書きで読む方は若干動作が重い気がするので、そのままブラウザで読む方がおすすめです。
青空文庫がおすすめな理由
青空文庫が仕事の暇な時間におすすめな理由はこれ。
- 広告がない
- 見た目がシンプル
- 挿絵・装飾がない
- 無料
- ブラウザで読める
- 登録不要
うん、最高ですね。
見てください、このシンプルな画面!
こちらが実際に本を『XHTMLで読む』(ブラウザでそのまま読む)で表示させた場合の画面です。
ブラウザ全体の見た目はこんな感じ。
ぱっと見、何かしらの資料でも読んでいるかのようですね。
うん、最高。こういうの待ってた。
広告もないので一切目立ちません。
登録不要、ログイン不要だからささっと読めるのも魅力。
いわゆるTHE☆古典!という感じの古い本しかないのでいまいちぐっとこない…という人もいるかもしれません。
しかし、仕事の暇な時間だからこそ普段は読まない本に手を伸ばしてみるいい機会だと思うんですよ。
わたしも普段は小説を一切読まないのですが、古くから読み継がれる本を一度も読んだことがないっていうのもな…と思っていくつか読んでみたら楽しくて楽しくて。
100年近く残る本、名著と呼ばれる本に触れて感性を磨くというのも素敵じゃないでしょうか。
青空文庫をよりバレにくく読む
暇な時間に本を読めたらいいなぁと思いつつも、やっぱり周りにバレてしまうのは避けたいもの。
そんなあなたのために、青空文庫をよりバレにくく読むための秘策をご用意しました。
- Wordやメモ帳、メール画面にコピペする
- Wordなどの画面にうまいことブラウザをはめこむ
①Wordやメモ帳、メール画面ににコピペする
ブラウザでそのまま読むのはちょっと…という場合は、普段仕事で使うWordなどにコピペして読むのがおすすめです。
このあたりのツールが使いやすいと思います。
- Word
- メモ帳
- Googleドキュメント
- メールの下書き
やり方は簡単。
②『XHTMLで読む』をクリック
➂ctrl+Aですべて選択
④Wordなどにペーストする
事前に家でコピペしたメールやファイルを自分宛に送っておいて職場で見る…という手もありますが、受信メールという証拠が残ってしまうので避けた方が無難。
メールの下書きなら削除すればいいだけなので、比較的リスクは少ないです。
②Wordなどの画面にうまいことブラウザをはめこむ
ブラウザのサイズと位置を調整してWordの画面にうまいことはめ込んで誤魔化すのもわたしがよくやる手段です。
イメージはこんな感じ。
Googleドキュメントの画面にそっと青空文庫の画面を重ねています。
使いやすいツールは先ほどと同じで
- Word
- メモ帳
- Googleドキュメント
- メール
など。
受信メールの本文部分に重ねて読むのもいいですね。
いかにも「メール読んでるだけです」感が出ます。
あとは、普段仕事で使っている画面にすぐに切り替えられるように準備しておいたりすれば、急に後ろを人が通ったり話しかけられたりした時でも安心ですね。
仕事してる風にしたい時や眠い時の活用法
本をじっくり読んでいると、マウスをちょこっといじるくらいの動きしかないので『仕事してる感』がいまいち出ないのが気になるところ。
また、読んでいるうちについうっかり眠くなってしまったり、既に眠気に襲われていて本なんて読んだら熟睡してしまうという危機状態の時もあると思います。
そんな時におすすめなのがこれ。
書き写し!!!
本の文章をひたすらWordやメモ帳などにタイピングしていく作業ですね。
昔、朝日新聞の天声人語の書き写しが流行ったりしませんでした?
良質な文章を書き写すことでその文章力と語彙力を自分のものにできる…とかで専用のノートが売り出されたり、授業で課題にされたりしましたよね。
実際のところ効果は疑問視されているようですが、仕事が暇な時のあの地獄のような眠気を追い払うことができるならそれで十分。
Wordやメモ帳、メールの下書きなどにガンガン文章を打ち込んでいきましょう。
はたから見ればすごい忙しく仕事しているように見えます。手をたくさん動かすので眠気も飛ぶしいいことだらけ。
時々ちょっと考え込むような仕草をしたり、悩んでる風の雰囲気を出すといい感じです。
「自分だったらこの章に何て見出しをつけるかな?」と考えてみるのもおすすめです。
おすすめの本
青空文庫には膨大な冊数の本があるので何を読んだらいいか迷うという人もいると思います。
わたしが読んだおすすめの本はこちら。
- 夏目漱石『吾輩は猫である』
- 夏目漱石『坊っちゃん』
- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
- 梶井基次郎『檸檬』
- 太宰治『走れメロス』
国語の教科書でなんとなく少し読んだことがあるなあという本ですね。
アクセスランキングの中から気になるものを順に読んでいった感じです。
▶青空文庫 アクセスランキング
分野別に分類されたページもありました。
▶青空文庫 分野別リスト
まとめ
暇つぶしの方法として電子書籍をご紹介したことはありましたが、やっぱり電子書籍ってログインが必要だったり、画面に広告が出たりと環境によっては使えない方が多いと思います。
▶仕事が暇な時にこっそり見るサイトまとめ【仕事関連~勉強ができるサイトまで】
その点、青空文庫はブラウザでそのまま読めて、見た目もちょっとした資料を読んでいるかのよう。
ネットサーフィンをある程度自由にできる環境の方なら読みたい放題です。
ブログの読者の方に教えていただいたものですが、本当にいいものを教えてもらいました!
この暇でどうしようもない時間を、古典の本に改めて触れる価値ある時間にしてみてはいかがでしょうか。