2017年宅建試験に独学で合格したもじゃこ(@mojaco117)です。
ありがたいことに一発合格できましたー!
宅建試験を1か月前に控えた直前期。
残り少ない期間で効率的に必要な知識を詰め込み、定着させ、弱点を強化したいですよね。
一番こわいのは必要のないことに時間を費やしてしまって本当に必要なことができないこと。
でも何をすべきで、何をすべきでないのか…
迷ってしまいます。
宅建は直前の対策で10点以上点数を上げることができます。
逆に言えば、とれたはずの10点をこの直前の対策次第で落としてしまうということでもあります。
恥ずかしながらわたしは直前期まで過去問で30点もとれないレベル…
もう無理!!!!落ちた!
と思っていましたが
直前の万全な対策で本番はきっちり合格できました。
今回はわたしも実際に実践した
直前期にやるべき「やることリスト」、やる必要のない「やらないことリスト」をご紹介します。
今合格点に満たない方も、ぐぐっと合格ラインに到達できる最後のチャンスですよ!
直前にやることリスト
直前期は1か月前を想定しています。
ざっくり1か月前~前日までに行うこと、超直前期の一週間前~前日までに行うことに分けてご説明します。
①過去問
②苦手な分野
①統計
②法改正
1か月前~前日までにやること
①過去問
宅建試験の対策はとにかく「過去問」です。
問題集はやる必要はありません。ひたすらに過去問をできるだけたくさん、完璧になるまで解きます。
そうです。
・できるだけたくさん
・完璧になるまで
です。
「できるだけたくさん」というのは現時点でどれくらい勉強が進んでいるかによって違うと思いますのでざっくり分けてみます。
【4~5年分の過去問をすでに解いている人】
お疲れ様です。かなりしっかり勉強されていますよね。
どんな分野が苦手で、どんな分野の理解が足りていないかよくわかってきているのではないでしょうか。
ちなみに、すでに解いた過去問は何回解いていますか?
1~2回通しでやっただけ、という方はまず既に解いた過去問の復習から始めてください。
一度解き終えている分、前回ほど時間はかからないと思います。わたしは1時間くらいでした。
復習の方法ですが、これは「もう一度しっかり解きなおす」です。
前回過去問を解くときはどのように解きましたか?
正しいものを選べ、という選択肢で1~4の中で正しいものを探すという解き方でしょうか。
もしそのような解き方だった場合は、今回はこのように変えてください。
例えば問4に①~④まで選択肢があれば
①…〇
②…〇
③…×
④…〇
です。
この問題が「間違ったものを選べ」だった場合、③が×とわかった時点で④の選択肢を見ずに③と回答したくなると思いますが、これはせずにひとつの選択肢に対して一問一答で〇×をつけていってください。
そして×をつけた場合は、「なぜ×なのか」を人に解説できるような状態まで理解するのが大切です。
解いたり答え合わせをしているときにはそれぞれの選択肢に×や△などでマークしていきましょう。これは後ほどまた復習するときに使う大切な目印です。
こんな感じです。
んーたぶん〇かな?と曖昧に解答した選択肢や×だと思ったけども間違いの理由をはっきり解説できない場合は△マーク、不正解だったところには×マークをつけてください。
これはどう考えても〇!〇しかありえない!と明確に解答でき、正解していた場合とこれはこういう理由で×!と解説までできて正解できた場合のみマークなしです。
マークはABCでも何でもいいんですが、わたしはABCにすると理解度が高いのがAだったかCだったか忘れてしまうので…わかりやすく△×にしました。
最初はほとんどの選択肢に×と△がつきましたね…。絶望しました。
こうしていくと、過去問に出てきたすべての選択肢に関する理解度がぱっと目に見てわかります。
△や×マークをつけたところは次回また解く問題。できれば翌日に再度△や×マークがついた問題を解きなおしてください。
また間違えたり曖昧だったところには×や△を足してください。1つの選択肢に対して3つも4つも△がつくこともあります。
何回も同じ過去問を解くのは時間的にも体力的にも大変ですが、1回やれば次からはマークしているところだけ解いていくのでそんなに時間はかかりません。1回目が1時間~1時間半、2回目が30分、3回目からは10分くらいで終わりました。
答え合わせをするのは1問ずつでもいいですし、すべての過去問を解き終わってからでもいいです。1問(4選択肢)といたら答え合わせをする、くらいのペースがわたしには合っていました。全部解き終わってから答えを見ても、何がどうわからなかったのか忘れてしまってたりするので。。
既に解いた分の過去問のマーク付けと復習が終わったら、できればそのまま5年分過去問を同じように解いていってください。計10年分ですね。
10年分の過去問の知識が完璧につくと、かなり強くなります。
同じような問題を別の角度から問われても回答できるような応用力もつきます。
できるようになってくると、わたしって頭いい…!という快感で勉強できます。
※毎年1年出る統計の問題はやらなくてもいいです。
本番で出題されるのは受ける年の統計なので、過去の統計は覚えなくてもいいのです。
【まだ過去問を解いていない、1~2年分の過去問を解いた人】
過去問はこれからという方、1~2年分の過去問を解いたよという方は計5年分の過去問を「完璧に」していきます。
宅建の過去問は最低でも10年分解け!という話をよく見かけますし、わたしも実際に10年分解いていますがこれは無視してください。
過去問は数やればいいわけではありません。
ただ何年分も解くのは時間だけ使って知識がしっかり身につかないので、実際にはたいして効果がないのです。
今の進捗度から直前のこの限られた貴重な時間で最大の効果を出すためには、「5年分の過去問を完璧にする」が一番です!
過去問は解き方が大切。
上記の「既に4~5年分解いた人」向けに記載した方法と同じで、
です。
例えば問4に①~④まで選択肢があれば
①…〇
②…〇
③…×
④…〇
です。
この問題が「間違ったものを選べ」だった場合、③が×とわかった時点で④の選択肢を見ずに③と回答したくなると思いますが、これはせずにひとつの選択肢に対して一問一答で〇×をつけていってください。
そして×をつけた場合は、「なぜ×なのか」を人に解説できるような状態まで理解するのが大切です。
解いたり答え合わせをしているときにはそれぞれの選択肢に×や△などでマークしていきましょう。これは後ほどまた復習するときに使う大切な目印です。
んーたぶん〇かな?と曖昧に解答した選択肢や×だと思ったけども間違いの理由をはっきり解説できない場合は△マーク、不正解だったところには×マークをつけてください。これはどう考えても〇!〇しかありえない!と明確に解答でき、正解していた場合とこれはこういう理由で×!と解説までできて正解できた場合のみマークなしです。
マークはABCでも何でもいいんですが、わたしはABCにすると理解度が高いのがAだったかCだったか忘れてしまうので…わかりやすく△×にしました。
最初はほとんどの選択肢に×と△がつきましたね…。絶望しました。
こうしていくと、過去問に出てきたすべての選択肢に関する理解度がぱっと目に見てわかります。
△や×マークをつけたところは次回また解く問題。できれば翌日に再度△や×マークがついた問題を解きなおしてください。また間違えたり曖昧だったところには×や△を足してください。1つの選択肢に対して3つも4つも△がつくこともあります。
何回も同じ過去問を解くのは時間的にも体力的にも大変ですが、1回やれば次からはマークしているところだけ解いていくのでそんなに時間はかかりません。1回目が1時間~1時間半、2回目が30分、3回目からは10分くらいで終わりました。
答え合わせをするのは1問ずつでもいいですし、すべて解き終わってからでもいいです。
1問(4選択肢)といたら答え合わせをする、くらいのペースがわたしには合っていました。全部解き終わってから答えを見ても、何がどうわからなかったのか忘れてしまってたりするので。。。
これを5年分。最低で3~4回は同じ過去問を解くことになると思います。
わからなかったり、解説できなかったり、迷うような選択肢が一切ない状態の「完璧」になるまでやりましょう!
※毎年1年出る統計の問題はやらなくてもいいです。
本番で出題されるのは受ける年の統計なので、過去の統計は覚えなくてもいいのです。
②苦手な分野
過去問を解いていくと×や△がたくさんつく問題がいくつか出てきます。
×や△がたくさんついた問題が
・あまり理解できていない部分
・覚えきれていない部分
です。
この苦手な分野をしっかり押さえていくために使っていくのが「動画」です。
わたしは完全独学なので、テキストに書いてあることをいくら読んでも理解しきれない部分はネットで調べるしかありません。色々調べた結果、理解を助けてくれて本当の底上げをしてくれたのが宅建の解説動画なんです。
テキストや文字で読むよりも
人の言葉で話しているのを聞く方が理解しやすいこともあるんですよね。
どうしてもわからなかったことがわかってすごく助かりました!
わたしが実際に使っていた動画ですごくよかったのはこの2つ。
どちらも無料です。
宅建みやざき塾
http://takkenmiyazakijyuku.com/
知りたい!不動産!株式会社赤澤総合計画鑑定
http://akazawa-kantei.com/
宅建みやざき塾ではごろ合わせなどを駆使して解説をしてくれます。
声が特徴的で耳に残ります。繰り返し、頭に残るように話してくれるので見ているだけで十分。
ただ1本あたりの動画の時間が長いのでじっくり見られるときだけ使います。
赤澤先生の「知りたい!不動産!」のサイトでは10~30分程度の短い時間でピンポイントの分野解説をしてくれています。
わたしは朝歯磨きや支度をしているときにこの動画を流していました。
どちらもがっつり向き合って見なくても、何かをしながら流しているだけで頭に入ってきます。
動画なのでメモをとりたくなったら停止したり、何度も聞きたいところを繰り返したり。
これで苦手な権利関係や借地借家法を押さえました。
自分が得意だと思っている分野も動画で改めて見てみると、勘違いがあったり見落としがあったりすることに気づくので時間があればすべて見るといいです。
1週間前~前日までにやること
ついに試験1週間前!緊張しますね。
この超直前期にやるのがこの2つ。
②法改正
覚えることはそんなに多くないので3日前くらいから始めてもいいんですが、直前すぎると焦ってしまうかもしれないので1週間前の段階でどんなことを覚えるべきなのか簡単に目を通しておいて、本格的に覚えるのは3日前からで十分です。
統計や法改正は勉強するのがはやすぎると本番までに忘れてしまうので直前1週間~前日に勉強するのがいいですよ。
①統計
毎年1題、必ず出題されている問題ですね。
勉強しておけば得点できる問題なのでサクッと覚えて1点もらいましょう。
覚えるときは先ほどご紹介した動画の中の「みやざき宅建塾」http://takkenmiyazakijyuku.com/の動画がおすすめ。ごろ合わせで重要なポイントを覚えさせてくれます。
ここで覚えたことがそのまま本番の試験に出たので確実に安心して1問解けました!
本当に感謝しています。
赤澤先生も統計の解説動画を出していますが、統計のように数字を覚えるものはごろ合わせの方が楽です。
②法改正
毎年若干の法改正がありますね。
これも直前にさらっと見ておきましょう。
こちらも動画で把握するのがいいです。
人によって重要視するポイントが違っていたので、みやざき宅建塾と赤澤先生の動画の両方をしっかり見ました。
ちなみに2017年の試験では法改正部分はほぼ出ませんでした。。。
直前にやらないことリスト
さて、ここから大切な「やらないこと」です。
直前期は本当に時間が貴重!余計なことをしている時間がありません。
やらなくていいのはこちら。
・予想問題を解く
・模試を受ける
過去問を解いていると、自分のテキストに書いてない内容があったりして焦りますよね。
このテキストだけじゃ足りないかもしれない…と不安になってしまう気持ちもすごくわかります。
でも、新しいテキストや問題集は買わないでください。見るべきものが増えると情報が分散して記憶しにくくなりますし、テキストを読み直す時間もありません。
足りない部分はご紹介した無料動画で補完すれば大丈夫です!
予想問題を解いたり、模試を受けたりもしなくて問題ありません。
わたしも実際受けていません。迷いましたが、過去問を完璧にすることを優先しました。
模試の場合、試験の雰囲気を味わっておきたい、練習しておきたいという方は受けてもいいですが、移動時間も含め結構時間がかかってしまうので時間がもったいないです。
予想問題もあくまで予想。まるまる当たるわけではありません。
過去問を優先!
模試や予想問題を受ける時間があれば過去問を完璧にするのに費やしましょう☆
どんどん完璧になっていく知識に自信がついてきますよ。
まとめ
直前期は緊張しますし、残り少ない期間で効率的に効果の高い勉強をしなければとプレッシャーもあります。わたしも一体なにをすればいいのか迷って混乱したり、自分の勉強法を疑って不安になったりしました。
まずは自分がこれまで積み上げてきたものを信じましょう!
あとは過去問。過去問を完璧になるまで解きつくしましょう。
過去問を解きつくすことに間違いはありませんので信じてください。
最後に、わたしが独学での勉強で知識の補完に使っていたサイトと動画をご紹介します。
宅建で参考にしたサイト
幸せに宅建に合格する方法
http://ss-up.net/index.html
宅建の情報を無料で公開しています。
出先などテキストを持ち歩いていないときにスマホで見ていました。
宅建で参考にした無料動画
宅建みやざき塾
http://takkenmiyazakijyuku.com/
知りたい!不動産!株式会社赤澤総合計画鑑定
http://akazawa-kantei.com/
LINE@などでさらに細かい情報を公開していますので参加をおすすめ。
直前には練習問題を無料でプレゼントしてくれます。
※基本的に過去問以外は解く必要ないですが、赤澤先生の練習問題は過去問の問題を問う角度を変えたり、〇×の回答を逆にしたりした問題なので「過去問をきっちり理解できているか」をチェックできる内容になっています。赤澤先生の練習問題はやる価値ありです!!
動画やサイトは空き時間にチラっとチェックするのに最適です。
こういう空き時間にささっと見た情報が意外としっかり記憶に残って、本番の自分を助けてくれたりするんですよね…。
直前期は精神的にも体力的にも大変ですが、踏ん張ってください。
わたしも試験直前まで30点を超えることがないくらいのレベルでしたが、この対策できっちり受かりました。
自分を信じて、がんばってください!!!
コメント