こんにちは。3年間、地を這うような婚活をしてきたもじゃこ(@mojaco117)です。
婚活、長引くとつらいですよね。
わたしはもう3か月くらいで心バッキバキでした。
1年経った頃には
「みんな簡単に結婚できているのに」
「なんでわたしだけこんなにがんばらないといけないんだろう」
と考えたりしました。今婚活がつらいなと思っている方も同じなのではないでしょうか。
わたしの婚活は27歳~30歳までの約3年間。
その頃のわたしは、周りの友達の彼氏ができたという報告や、遠方の友人からの結婚報告を喜べなくなっていました。
「あの子よりわたしの方が…」「わたしだって…」とねたむ言葉ばかりが頭に浮かびます。ねたみや嫉みばかりの自分自身にも嫌になってきます。そして
「なんでこんなに性格が悪いんだろう」
と落ち込む。悪循環ですよね。
もしも、これを読んでくれているあなたが同じ気持ちを抱えているなら
声を大にして言いたい。
別にいいんです。
ねたんだっていいんです。あなたは決して性格が悪いわけではありません。
婚活がうまくいっていないとき以外はちゃんと友達の幸せを喜んであげられたんじゃないでしょうか。
頑張っても頑張っても、成果がでない中で、自分がほしくてたまらないものを周りの人が手に入れたら心から喜んであげられなくてもしかたありません。それだけ頑張っているということです。頑張って追い詰められて、心の余裕がなくなっているだけです。
周りも自分も全部が嫌になって、終わりが見えない婚活に疲れてしまう。今回はそれを解決する内容ではありません。
しかし、わたし自身が長い婚活に疲れ、追い込まれ、打ちのめされた経験をもとに思ったことを少し書きます。これを読んだあなたが疲れて追い込まれた自分を少しでも肯定してくれたらいいなと願っています。
なんでわたしは結婚できないんだろう
まわりが簡単に結婚したり、彼氏を作っているように見える
街中を歩いていると、カップルばかりですよね。恋人同士なのか夫婦なのかわかりませんが、みんな男女で歩いています。実際にはそうでない人もいるのかもしれません。でも、婚活中の自分にはカップルばかりが目につきます。
わたしはカップルの女性の方を見ては、
「そんなに美人でもないのに…」
「素朴な人なのに…」
そんな人なのに、パートナーがいる。
と考えていました。
何度も何度も婚活パーティーに参加したり、結婚相談所に登録したり、もう何人に会ったかわからないくらいたくさんの男性に会って、食事に行き、結局お付き合いには至らず…。自分はこんな状態なのに、「そんな人」でもパートナーがいる、と思ってしまうのです。
醜い考え方ですよね。すごくみじめな気持ちでした。魅力的な女性だからパートナーがいるのに、「どうしてわたしは」という気持ちに支配されていました。
なんでわたしはこんなに頑張らないといけないんだろう
婚活で心が折れていたとき、友人に彼氏ができました。
もともと彼氏がほしいと言っていたので、婚活パーティーを勧めてみたりもしましたが「そういうの行かなきゃなー、いやだなー」と笑って、行動することはありませんでした。
しかしその1年後、これまで接点のなかった職場の人に突然告白されて付き合うことにした、と報告を受けました。
よかったね!という気持ちと一緒に、「わたしがこんなに頑張っているのに、なんで何もしていないこの子に簡単に彼氏ができるの」というねたみの気持ちがぐわっと広がってきました。
次のデートで何の服を着ようと相談してくる彼女の話を聞きながら、気持ちはどん底です。簡単に彼氏ができる人もいるのに、なんでわたしはこんなに頑張らないといけないんだろう。
何も悪くない
逆上がり、何回で出来るタイプでしたか?
「なんでこんなに頑張らないのいけないんだろう」という気持ちの中には、ねたみの他に、自分に女性的な魅力がないんじゃないかとか人間としての魅力が少ないんじゃないかとか、外見や話し方など、自分に何か原因があるのではないか、何か自分に悪いところがあるんじゃないかという思いもありました。
あなたも同じではないでしょうか。
ここでひとつ質問です。
あなたは逆上がり、何回でできるようになりましたか?
ちょっと小学校のころを思い出してみてください。
わたしは正直あんまり覚えていませんが、苦労した記憶はありません。
クラスの中には数回で出来る人もいれば、何度練習してもまったく出来ない人がいましたよね。
何度も練習した人の中には、20回で出来た人もいれば、100回やらないと出来なかった人もいたと思います。
でも100回やっても、出来ればいいんです。結果的に逆上がり「出来た人」になります。
これは逆上がりに限らず、暗記でも勉強でもなんでもそうです。コツだとかセンスはあるかもしれませんが、同じ人でもこれは1回で出来るけど、これは何度もやらないと出来ないということがあります。
わたしは婚活において、自分は100回やらないと出来ないタイプなんだと気づきました。苦労しないでたった1回で出来る人もいれば、100回やらないと出来ない人もいる。でも100回やれば、結果的に結婚「出来た人」になれる。
だから何かが悪いわけではないんです。そういうタイプなんだと思えば、あとはやるしかないんです。
婚活は箱からクジを引き続けるようなもの
結婚相手になる人ってたったひとりですよね。そのひとりに、1か月で出会える人もいれば、何年もかかって出会える人もいる。
何人もの人に会って、この人ではない、この人でもなかった、と繰り返す。
なんか、箱からクジを引いているみたいじゃないですか?
クジがたくさん入った箱から1枚ずつクジをひいていく。1枚目で当たりを引く人もいれば最後のクジを引いてやっと当たりが出る人もいる。その箱には当たりがなくて、次の箱からまたクジをひくことになる人もいる。クジを引く人にあるのは運だけです。
わたしは、ずっと婚活をクジ引きだと思ってやっていました。
うまくいかなければ今回はアタリクジじゃなかったんだな、また次のクジをひこう。そうすると自分がいいとか悪いとかではなく、たまたま引いたクジが違っただけと割り切って婚活を進めることができました。
まとめ
いくら励ましや、やり過ごす方法を伝えたとしても、その場の気持ちが落ち着くだけで根本的な解決にはならないかもしれません。もしかしたらまた落ち込んで疲れてしまうかもしれません。なんだか共感できなかったという人もいるかもしれません。
本当に悩みが解決するのは、彼氏ができたとき。結婚が決まったときだけです。
つまり解決するゴールは決まっているということです。婚活を頑張るのはその日がくるまでです。つらいですが、その日がくればすべて解決します。
その日まで、お伝えしたこの考え方で何か少しでも気持ちが楽になって、また頑張り続けることができればいいなと思っています。がんばっているあなたはとてもえらい。ねたんだり、自分を責めたりしてしまう日もありますが、まず、がんばっている自分を認めてちゃんと褒めてあげてくださいね。
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